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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2019年2月7日
開発No.1911

強風や地震発生時のエレベーターの運行休止頻度を低減し、安定運行を実現

高層ビル向けエレベーター用「ロープ制振装置」を開発

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 三菱電機株式会社は、強風や長周期地震動発生時に起きる高層ビルのエレベーターロープの揺れを抑制する「ロープ制振装置」を開発しました。ロープの揺れによるエレベーターの運行休止頻度を低減することで安定運行を実現し、利用者の利便性の向上に貢献します。

開発の特長

  1. 建物揺れ発生時のロープの揺れを大幅に抑制し、エレベーターの安定運行に貢献
    • 永久磁石の磁力を利用し、振幅に応じて、乗りかご上部のロープ端末の揺れをあえて増幅
    • ロープの共振周波数※1の低下により、建物とロープが共振しにくくなり、ロープの揺れを大幅に抑制
    • 運行休止頻度が低減し、エレベーターの安定運行に貢献
    • ※1ロープが揺れやすい周波数
  2. エレベーター実機での制振試験に成功
    • 当社の稲沢製作所(愛知県稲沢市)にあるエレベーター試験塔「SOLAÉ」(高さ173m)にて、長周期地震動による建物揺れの模擬試験を実施
    • 「ロープ制振装置」がない場合と比較して、ロープの揺れが55%以上※2減少することを実証
    • ※2従来のロープの中心部の揺れの大きさを1として比較

今後の展開

 今後もエレベーター試験塔「SOLAÉ」で建物揺れを模擬した試験検証を進め、2021年度の製品化を目指します。

開発担当研究所

三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
〒661-8661 兵庫県尼崎市塚口本町八丁目1番1号
FAX 06-6497-7289
http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/inquiry/index_at.html

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