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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2019年5月31日
FA No.1912

「放電加工機の制御技術の開発」と「絶縁物を成型する金属金型の精密仕上げ」が評価

令和元年春の「紫綬褒章」および「黄綬褒章」を受章

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 三菱電機株式会社は、令和元年春の褒章において、当社の名古屋製作所(愛知県名古屋市)の佐藤 清侍(さとう せいじ)が紫綬褒章を、当社子会社の菱彩テクニカ(兵庫県尼崎市)の半仁田 照明(はんにた てるあき)が黄綬褒章をそれぞれ受章しましたのでお知らせします。
 佐藤は、高速で高精度な加工性能を実現する放電加工機※1の制御技術を開発し、生産性の高いものづくりにより、我が国の科学技術の向上と産業の振興に寄与したことが評価されました。
 また、半仁田は、電力用開閉機器※2などの品質を左右する絶縁用金型に係る卓越した技能と長年にわたる業務精励、後進の指導育成の功績が評価されました。

  • ※1金型や高硬度材料部品を高精度に加工する工作機械
  • ※2電力系統の電気回路を開閉(ON/OFF)する電力機器

受章者

褒章の種別 受章者
紫綬褒章 三菱電機株式会社 名古屋製作所
放電製造部長 兼 AMシステムプロジェクトマネージャー 佐藤 清侍(54歳)
黄綬褒章 菱彩テクニカ株式会社
施設部 施設課 製造サブグループリーダー 半仁田 照明(56歳)

受章の経緯

 紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた個人に対して与えられる褒章で、黄綬褒章は農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する個人に対して与えられる褒章です。

 紫綬褒章を受章した佐藤は、ハイブリッド・電気自動車などの環境対応自動車や航空宇宙・医療関連部品などで放電加工の利用が拡大する中、スイッチング素子を多数個並列接続した電源を、幅広い加工条件で連続的に制御する技術を開発しました。本技術により、新素材や難削材においても高速で高精度な加工性能が可能となり、環境対応自動車のモーターコアや情報関連機器のコネクタ用高精度金型、航空宇宙・医療関連の高精度部品などの製造分野における生産性の高いものづくりにより、省エネルギー社会の実現、情報社会の進展や医療機器の発展に寄与しています。

 黄綬褒章を受章した半仁田は、長年にわたり電力用開閉機器や変電機器※3などの金型・治工具の組立業務および機械部品の精密仕上げ業務に従事し、技能の研鑽に精励するとともに、多くの考案と改善によって、金型・治工具を用いて生産される製品の品質向上に貢献してきました。

 また、精密仕上げ業務での特級仕上げ技能士資格の取得に加え、自己の業務以外の幅広い技術・技能についての資格や職業訓練指導員の免許を活かし、後継技能者の指導・育成にも尽力し、熱意溢れる行動力と卓越した指導力により大きな成果を挙げました。

 両者はこれらの功績が顕著であるとの評価を受け、各褒章を受章する運びとなりました。

  • ※3電圧を変化させる電力機器

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