ITシステム推進室ITシステム推進室

製作所・研究所以外

ITシステム推進室

ITインフラ・業務プロセスの革新で
経営戦略の解を導く

概要

グループ全体の情報基盤を担う

ITシステム推進室は、業務プロセスの刷新や働き方改革など『業務の変革』を一層加速させ、三菱電機グループ全体として最適な業務運営に向けた施策を企画・立案・推進し、その実現のためのITシステム施策を統括するプロセス・オペレーション改革本部傘下の組織として、2021年4月に発足した。その役割は、三菱電機グループ全体の経営の見える化・高度化や、働き方の革新・業務効率化に向けたITシステム施策の推進、ITガバナンス方針の企画・立案である。

“情報”を最大限に活かすために

企業活動において“情報”を最大限有効に活用する重要性が極めて高いことは改めて言うまでもない。ITシステム推進室では、三菱電機グループにおけるIT戦略の企画・推進から、会社全般の経営諸活動のための情報システムの構築・運用、事業所・関係会社の支援、更には基盤技術の先行研究・開発に至るまで、経営戦略に基づいたITインフラ整備を推進している。

業務DXの推進

事業を横断して共通化する業務の最大化と、再利用可能な形に整えたデータの一元化によって、個々の事業の枠を超えた業務の全体最適化を推進するにあたり、ITシステム推進室は中核的な役割を担う。データとデジタル技術を活用した業務DXを推進し、経営管理の高度化・生産性の飛躍的向上による経営体質の一層の強化を図る。

業務内容

三菱電機グループのIT戦略、ITガバナンス方針の企画・立案・推進、及びIT基盤の先行評価と構築・展開、並びに全社共通システムの構築・運用

所在地
ITシステム推進室
ITシステム推進室

〒100-8310 
東京都千代田区丸の内二丁目7番3号(東京ビル)

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CLOSE-UP TECHNOLOGY

国内外の事業の全体最適に貢献

グローバルオペレーション

三菱電機グループでは事業のグローバル化がますます拡大している。国内、海外の各事業所及び関係会社と連携し、生産拠点や販売拠点で毎日繰り返される業務(グローバルオペレーション)の標準化・効率化を図ることで全体最適となる統合化システムを創出している。具体的には、生産拠点と販売拠点間の連携によるグローバル需給調整業務を確立し、連結在庫の適正化、総合リードタイム短縮、生産部材供給力を強化する仕組みを構築することで事業に貢献している。

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国内外の事業の全体最適に貢献
グローバルオペレーション

経営や業務が見えるシステムの構築

情報システムによる可視化

経営や業務の改革・改善のためには、業務成果を正確に把握した、正しい施策の立案が不可欠である。また、施策の実行後にその成果を把握し、更なる改善活動につなげるためのPDCAサイクルも重要である。情報システムを活用した可視化活動は、従業員から管理者、経営幹部にわたる、三菱電機グループの活動における問題の見える化、変化の見える化により、経営改善・業務改善に貢献している。

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先行開発と実用化検証を実行

ITインフラ技術開発

情報システムを稼働させるために必要なプラットフォーム、ネットワーク、セキュリティーなどの分野ごとに三菱電機グループ全体で必要となる技術の先行的な開発と実用化検証を行っている。最近では生成AI・ビッグデータの活用による業務高度化や、今後の当社に必要となる新技術の実用化検証など、全社的な課題に対し、最新技術を用いた実現案を提示するとともに、グループ全体に先進の共通インフラを安定的に提供し、事業への貢献と働き方の革新に取り組んでいる。

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IT戦略の基盤を確保

ITインフラの標準化

三菱電機の各事業所や関係会社では、ビジネス特性に応じて様々な情報・通信システムを導入している。ITシステム推進室ではセキュリティー強化と情報システムQCD(品質、コスト、納期)向上のため、これらの標準化を推進。情報システムプラットフォームの標準化、全社共通システムの企画・設計・開発・運営、IT要員の育成に至るまで、全社IT戦略の中枢を担い、三菱電機グループのITインフラを整備、強化している。

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経営管理部門・販売事業部門の業務プロセス改革に貢献

グループ共通システム
広域営業情報システム

事業を横通した人事、経理、資材、環境、知財業務や、重電から家電、半導体にわたる販売業務のIT化推進により、業務プロセス改革を支援している。当社及び関係会社の経営管理共通システム、販売事業部門の広域営業情報システムの企画、構築、維持管理の継続こそが、事業競争力強化と効率的な経営基盤の確立に貢献する重要なミッションの一つである。

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当社を支えるIT人財の育成

IT要員研修

当社情報システム部門の新入社員から管理者まで、年次別/階層別/スキル別に体系的なIT要員育成カリキュラムを企画・推進している。情報システム構築・運用技術からプロジェクト管理、IT企画力強化まで、当社グループIT要員のスキルアップを図り、業務DXに資する人財を育成する。

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TOPICS

歴史

2021年、ITシステム推進室は、三菱電機グループ全体の経営の見える化・高度化や、働き方の革新・業務効率化に向けたITシステム施策の推進、ITガバナンス方針の企画・立案を担う組織として発足。その前身であるIT戦略室は2012年に発足し、2014年には情報システム技術センターと統合・再編され、三菱電機グループ情報システムの全体最適を目指してITにかかる施策を推進してきた。

環境への取組

情報システムのサーバー統合による消費電力の削減や、タブレット端末などのIT活用によるペーパーレス化を推進しています。

教育プログラム

新入社員から中堅社員にかけて、IT技術習得を目的とした情報システム要員研修や、語学習得・海外実務経験を目的とした海外語学研修、海外OJT制度など、幅広い研修プログラムが用意されています。また、三菱グループの若手を対象にした異業種間の交流の場、三菱CC(コンピューター&コミュニケーション)研究会を運営しており、毎年多くの社員が参加しています。