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MITSUBISHI ELECTRIC RECRUITING 2019 理想と、競おう。

from U.S.A

新しい生産ラインを
海外で立ち上げる
ミッション

西山渉一
西山渉一
Nishiyama Shoichi
MITSUBISHI ELECTRIC AUTOMOTIVE AMERICA,INC.
2005年入社
生産技術を担当
岩田洋祐
岩田洋祐
Iwata Yosuke
MITSUBISHI ELECTRIC AUTOMOTIVE AMERICA,INC.
2003年入社
品質管理を担当

Digest

動画のダイジェストを写真とテキストでご紹介します。
※左右にスライドしてご覧ください。

日米の自動車メーカーが集まる、五大湖に程近いアメリカ ケンタッキー州メイズビル。1995年から自動車機器の製造を行い、自動車メーカーの北米生産を支えてきたメイズビルの工場。そこにEPSの製造ラインを新しく導入した者たちがいる。
今、北米で挑戦する意味を、MITSUBISHI ELECTRIC AUTOMOTIVE AMERICA,INC. 社長 中垣伸幸に聞いた。
「伸びという面では、今は当然中国や新興国の方が高い伸びをみせているが、いわゆるDetroit3(アメリカ三大カーメーカー(GM,FORD,CHRYSLER))のグローバルビジネスを、どのように獲得していくかということが大きな課題になっています。」

「かつては、どちらかというと地域性的なところがお客様側もあったので、Detroit3対応と言っても北米分だけをビジネスとしていました。しかし、今はヨーロッパも中国もサポートしなければならない。むしろデトロイトのセールスオフィスが情報源になって、グローバルのDetroit3のビジネスをどのように取ってくるかが重要です。やはり日本で生産して持ってくるとなると、リードタイムがどんどん長くなります。お客様の要求の変動にスピーディーに追従していくためには、現地で生産してお客様の要求に細かく応えていく必要性があります。」

中垣
グローバルにビジネスを展開するお客様のスピードに追従するため、アメリカ現地で最新型の電動パワーステアリング(EPS)の生産ラインの立ち上げを決めた。三菱電機が世界で初めて量産化に成功したEPSは、車のハンドル操作を電動でアシストするパーツ。高度な技術が要求される電子制御装置であり、姫路製作所を中心に製造されてきた。車の軽量化・省エネにも貢献するEPS。今まさに低炭素社会に向けて世界的に需要が高まっている。

プロジェクト開始当時について

北米EPSライン立ち上げに携わった生産技術 西山渉一、品質管理 岩田洋祐。二人に当時の話を聞いた。
「EPSは、それ自体が本当に新しい機種です。日本で立ち上げてまだまだ日が浅く歴史が無い製品なので、トラブルを改善していきながら、作り込んでいく最中にこの話があり、正直どうなるのかなと思いました。海外に持っていくというのはそれなりにリスクがあるので、通常は新しい製品を持っていくことはしない。やはりプロジェクトがスタートした当初は、色々なところが問題だらけで全然うまくいかない。それに対して対策をどうするかということを決めて各方面に展開していきました。」

西山・岩田

日本との違いを感じる点

「様々な高度な技術が詰まっていて日本でしか出来ない製品ではないかというようなものを、アメリカでも同じ品質で作るとなると、部材も色々なところから調達しなければいけません。部材の調達先も全て初めてなので、まともな部材が入ってこないということも発生します。また、人間の目で判別できるようなズレではないので、出来上がった時に何かNGが出ますねという話になって調べていくと、部品の加工精度が出てないことが分かったなんてこともあります。どうやったら改善できるのか、何度も話し合いを重ねました。国を超えて、時間を超えて、時差を超えて、話し合いをしないといけないのでなかなか伝わらないこともありました。」

西山

日本との違いを感じる点

「日本で言う“もったいない”です。まだ直すことが出来るが、こちらの人は壊れたらすぐに捨ててしまう。日本だとエンジニアが寄り集まって直す方法を話し合い、直す人も作業者と言いながら少しエンジニアみたいな人がいるので、ある程度基準があいまいでも作っていけます。ただ、こちらの文化では作業者は作業者と職務範囲が明確に決まっている。直そうと思ったら、明確なルールを作ってあげないと作業者の方が困って出来なくなってしまうので、海外でものづくりをする以上は現地の文化や慣習を理解し、そこを突き詰めてやらなければいけないところです。とはいえ、単純に捨ててしまうというのは、日本人には受け入れられない文化なので、双方が受け入れられるところを取っていかないといけないと思います。」

岩田

日本との違いを感じる点

「想定外のことが起きるのが当たり前。だから、起きること全てを完璧に予測することはできないので、起きた後に何が原因でどんな選択肢があって、その一個一個の選択肢の良いところと悪いところを考えて、トータルとしてベターな回答を選ぶ。」

岩田

EPSの量産立ち上げに果敢に取り組む2人のエンジニアについて、プラントスタッフマネージャー 箱崎博俊に聞いた。
「一言で言うと、粘り強いです。しつこいという言葉がいいのかわからないですけど困難でも諦めない。最後の最後まで自分たちの出来ることは全部やりきってしまう。例えば不具合があったり、作りきれないとか、そういう問題があったとしても自分のところにボールがある限りは必ずそこで何とかやりきる、という強い気持ちがある。確かに彼らは苦しいということも言いますが、まだいけるかなと思っているところもあります。というのも、私が彼ら二人を信じているというところも非常にあり、これぐらいのものだったら乗り越えてくれるだろうと思っています。」

箱崎

EPSの生産を開始して

「量産品一号機が出来た時に初めてやっと、なんだかんだあったけど量産まで辿りつけたと。そこが一つの区切りでした。」西山

「ただ、そこがゴールではなく、スタートラインに近い。本当に区切りがついたと思うのは、日本に帰る時だと思います。」岩田

2015年1月、ついに動き出した北米EPSライン。量産開始がゴールではない。現地生産体制の強化、さらなる品質の改善、新たなニーズにどう対応していくか、本当の挑戦は今始まったばかり。

今後にかける想い

「伝えるべきことは伝えないと、日本と違って海外では理解してもらえません。こちらが分かっていることを納得してもらえるまで何度でも説明し、国や文化を超えて、アメリカ人も日本人も関係なく、全員が一つになって力を合わせて進めながら、日本のマザー工場である姫路と同等、さらにはそれ以上の製品を作ることを目指して挑戦していきたいと思っています。」

西山

今後にかける想い

「なるべく現地だけでやれるようにしたい。こういうふうに判断するときは考えるんだということを、最終的に植え付けるのがゴールだと思います。そうすると今までの基準にないことが起きても、ものの形がこうだから、ここが原因でこういう判定をしなきゃいけないということが現地の人だけで考えられるようになるのだろうと思います。普通にやっていたら恐らく5年かかっても出来ません。ただ、そこを目指してどこまで近づけられるかに、挑戦していきたいし、やらなければいけないことだと思っています。」

岩田
高速化、グローバル化する世界のビジネスの中で
日本品質を、日本を超える製品を海外で作る。
私たちの情熱が、世界をつくる。