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MITSUBISHI ELECTRIC RECRUITING 2020 理想と、競おう。

技術系 2008年入社 工芸学部 表 朝子 自動車機器開発センター 開発第二部 設計・開発・技術管理技術系 2008年入社 工芸学部 表 朝子 自動車機器開発センター 開発第二部 設計・開発・技術管理

技術系 2008年入社

工芸学部

表朝子

自動車機器開発センター
開発第二部
設計・開発・技術管理

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

今しかできない仕事が、将来、
世界中の人々にとって
「当たり前」の技術につながる。


進路に迷う自分を導いてくれたのは、三菱の技術力。

私は10代前半の頃から信号処理に興味を持ち、大学でも同分野を専攻しました。しかし、将来どんな仕事に就きたいのかは就職活動を始めるまで定まっておらず、もっと知見を広めようと、とある展示会へ参加しました。そこで出会ったのが、三菱グループが開発した超指向性スピーカー。高い音響技術に心を揺さぶられ、信号処理の知識を活かした開発に携わってみたいという想いが強まり、進むべき道が定まりました。入社後は希望していた自動車機器開発センターへ配属となり、自動車用各種エレクトロニクス製品の先行開発業務を担当しました。さまざまなプロジェクトで経験を積み、入社6年目の2013年からはドライバーモニターユニットの開発プロジェクトを任せられ、現在も取り組んでいます。そのミッションは車内に搭載したカメラを用いてドライバーの顔を検出し、居眠りやわき見運転といった危険な状況を判断して警告音や自動ブレーキなどを行う安全安心機能の実現。また、ジェスチャーによってカーナビゲーションのアプリケーションを起動させるヒューマンマシンインターフェース機能も開発しています。このプロジェクトによって、快適で安全な自動車社会を実現するためには、国内外の自動車メーカーへ技術の素晴らしさを提案しなければなりません。「クルマが人に調和する」をコンセプトに掲げ、私を含む女性エンジニア3人がチームを組み、試作機の製作に取り掛かったのです。

進路に迷う自分を導いてくれたのは、三菱の技術力。

3人の女性から始まった、誰も実現したことのないプロジェクト。

私たちが挑むのは、まだ世にない製品。自動車メーカーそれぞれのニーズ、要件定義や収集するデータの内容など、すべてが一からのスタートでした。試行錯誤を何度も繰り返した末、2014年の東京モーターショーで最初のコンセプトカーを出展。まだ製品化をイメージさせるものではなかったため、さらに改良を続けました。2015年1月にラスベガスで開催された、世界最大のテクノロジー見本市であるCES(Consumer Electronics Show)では、実用化を見据えた車載スペックを満たす試作機に実装するまでに進化。それから9カ月後の2015年10月の東京モーターショーでは、EMIRAI3 xDAS(イーミライスリーエックスダス)というコンセプトカーに搭載し、安全安心機能とドライバーの視線の動きから交通状況を把握するヒューマンマシンインターフェース機能を実現しました。自動車メーカーをはじめ多くの方々から反響をいただき、非常にうれしかったです。しかし、このプロジェクトのゴールはまだ先。お客様それぞれの仕様に応じた改良や変更、技術提案などをこれから行っていきます。具体的には、ドライバーがわき見運転をしていると検知したら、カーナビゲーションやスピーカーから警告音を発生させたり、自動ブレーキといったタイミングの制御を行うなど、さまざまなシステムと組み合わせた一体型の提案を考えています。これは、幅広い分野の技術を手掛けている三菱電機だからできること。多くのエンジニアの熱意が込められた技術を、必ず製品として世に出したいです。今しかできないことですので、後悔することのないように取り組んでいます。

3人の女性から始まった、誰も実現したことのないプロジェクト。

今しかできない仕事。後悔だけはしないように。

「後悔しないように」と意識するようになったのは、以前担当していた電気自動車のプロジェクトがきっかけです。電気自動車は静かな走行が特徴の一つですが、他のドライバーや歩行者が存在に気づかず、事故へつながる恐れがありました。それを防ぐために、音声信号を使った擬似的なエンジン音の開発を任せられたのです。試作を重ね、海外のお客様へ提案することになり、最後のお客様を残すのみとなった前日、「もっと良くならないだろうか」とソフトウェアの改良を試みました。しかし、それまで何度も使用したことで機材が弱っていたせいなのか、日本と微妙に異なる電圧のせいなのか、最後まで原因が分からないまま機材を壊してしまうという結果を招いてしまうことに。結局、その状態で翌日の提案を迎え、大勢の方々とつくり上げたシステムを100%の状態で見せられず、とても落ち込みましたが、帰国後すぐに上司へかけ合い、再びチャンスをもらいました。周囲の力添えもあって、故障する前よりも改善されたシステムは、お客様から「とても感動した」と好評価。それまで支えてくれた方々へ感謝の気持ちが込み上げてきましたが、ほっとしたのも束の間、諸事情により開発は中止を迎えるという結末でした。この経験から、「こうしていればよかった」と後悔しないよう、またお世話になった先輩方に恩返しをするという意味でも、常に最善を尽くすことを誓い、現在も大切にしています。

今しかできない仕事。後悔だけはしないように。今しかできない仕事。後悔だけはしないように。

妻として母として、技術者として、理想をカタチにしていきたい。

電気自動車のプロジェクト後、結婚してプライベートにも変化が生まれました。今後は出産や子育てなども視野に入れながら頑張ろうと思っています。そうした支援も三菱電機は手厚く、例えば、社外から講師を招いてワークライフバランスに関する講演を開いたり、実際に子育てしている先輩を囲む会などを催したりと、参考になる機会が多くあります。また、三田製作所には女性社員が多く、所内の女性社員による飲み会が年に1度開催されています。そこでも同じ女性の視点から、仕事や家庭のことでアドバイスをいただけるので、安心して働き続けることができると思います。さらに、仕事柄、海外出張の機会も増えたので、多くの方々の熱意が詰まった技術の魅力をきちんと伝えられるよう、英語のスキルアップも心掛けています。まだまだ課題は多いですが、これからも技術とスキルを高めていき、プロジェクトの成功を目指して開発に最善を尽くしていきます。将来、世界中の人々にとって当たり前の技術になることを願いながら。

妻として母として、技術者として、理想をカタチにしていきたい。

表 朝子5年後の目標 「安全・安心」「快適」なドライビング環境を世界に届ける!! 表 朝子

Career Profile

2008年
入社。三田製作所内の自動車機器開発センターに配属。カーナビゲーションの圧縮音源で失われた高域や低域の音情報を復元する高音質化技術の開発を担当。
2010年
電気自動車の走行音を疑似的に付加する車両接近通報装置のアルゴリズム検討・ソフトウェア開発を担当。
2013年
ドライバーモニターのソフトウェア開発を担当。現在に至る。

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