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MITSUBISHI ELECTRIC RECRUITING 2019 理想と、競おう。

Project Story 01 全社の技術を結集し、夢の電力網を実現せよ。

尾崎葉一

尾崎葉一

Ozaki Yoichi

本社 戦略事業開発室
スマートコミュニティプロジェクトグループ
サブプロジェクトグループマネージャー

鈴木浪平

鈴木浪平

Suzuki Namihei

本社 戦略事業開発室
スマートコミュニティプロジェクトグループ
主管技師長

もともとは社会システム事業本部で官庁向の営業を担当していた尾崎葉一。 当時担当していた低炭素社会実現事業の一環としてスマートグリッドを担当することに。 最初は尾崎を含めたった3人での始動だったと言う。 何からどう手をつけたらいいのかわからない状態から、三菱電機としてやるべきことは何か、戦略を練る日々は2009年から始まっていた。

「我々はすべてを持っている。 」
待たれているのは、三菱電機全事業のシナジー。

スマートグリッドを実現させていくうえで、三菱電機は大きな強みを持っている。 それは電気を「つくる」発電系から、「配る」配電系、そして電気を「使う」需要家に至るすべての分野で実績と技術を豊富に持っていること。 これらをつなぐことこそが、自分のミッションだと尾崎は言う。
「電気を「つくる」最上流では発電・変電設備や大規模太陽光発電システム、系統制御システムなどの豊富な納入実績があり、多くの技術が蓄積されています。 「配る」ところでは、配電自動化設備や、スマートメーター(電子式電力量計)などや、ICT(情報通信システム、セキュリティシステム等安全に情報を伝達するしくみ)といった電力の安定供給のカギを握る製品やシステムを持っている。 さらに、コミュニティを構成する鉄道・車などの交通システムやビル管理システム、家電製品など、街や住宅で電気を「使う」製品をつくっている。 スマートグリッド・スマートコミュニティに必要な技術が驚くほど我々の手中にある。 これらをどう組み合わせ、つなぎ、融合させるかなんです。 」
三菱電機においてスマートグリッドを推進するということは、社内の事業本部が一つにつながること。 「すべての事業本部から人を集めたい。 経験豊富で、自身のキャリアを全社に活かせる人、迅速に意思決定できる人を。 」尾崎はそう上司に要請した。


「ここからきっと何かが起こる。 」
2011.2.16 全社から精鋭が集結したドリームチーム誕生。

尾崎の提言は受け入れられた。 スマートグリッド・スマートコミュニティ関連の事業の推進を全社横断のプロジェクトとして立ち上げることが決定。 2011年2月16日、一年前からワーキンググループをつくって議論してきたメンバーを中心に、各事業本部からアサインされた精鋭が本社営業本部に集結する。 メンバー10名、他事業と兼務のメンバーも含めれば総勢20名の全社横断プロジェクト「スマートコミュニティプロジェクト」グループが発足する。
「少しでも早く具体的な活動を行うために2月に人事発令を行いました。 いよいよ本格的に三菱電機のスマートグリッド・スマートコミュニティが動き出すと実感した。 」(尾崎)
集結したメンバーの一人が、リビング・デジタルメディア事業本部からやってきた鈴木浪平。 ホームエレクトロニクス製品の開発に携わって来た経験豊かなエンジニアにとっても、このプロジェクトへの招集は興奮するものがあったと言う。
「電力インフラから家電までのスペシャリスト集団。 本当に素晴らしいメンバーが集まっていて、自分もその一員であることを光栄に思っています。 」
街全体を見渡すインフラの視点、一方で、一軒一軒の住宅や家族の一日を細やかにみつめる生活家電の視点。 通常なら交わることのなかった視点が、ここで交わりはじめた。


入社以来、リビング・デジタルメディア事業本部で冷蔵庫やIHクッキングヒーターなどの開発に携わってきた鈴木浪平。 スマートグリッド実証実験の需要家側での実証設備である「大船スマートハウス」にも関連したことから、今回、スマートコミュニティプロジェクトへ参画することとなった。
「電力関連の専門家と一緒に仕事をするのは初めて。 今まで、安定した電力を前提として製品開発を行っていましたが、安定した電力を最終ユーザに届けるためにいろいろな仕組みや制御が行われているのを知ることができ、大変勉強になります。 」
2011年3月11日、東日本大震災が発生。 計画停電、各地で行われた節電の努力。 それまであって当たり前のように思っていた電力エネルギーの大切さを、私たち日本人はあらためて痛感させられることになる。 同時に、再生可能エネルギーのさらなる活用を含むスマートコミュニティ建設の必要性をはっきりと認識する。 尾崎、鈴木たちの動きも加速する。

2011.5.11 「大船スマートハウス」実証実験開始
2011.10.19「尼崎・和歌山地区スマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備」本格稼働

「スマートコミュニティは概念も曖昧で、国や地域、提言する企業によって目指す姿もちがう。 当社もいろんな方法を模索してきましたが、三菱電機は地に足の着いた技術とビジョンで進めていこうと実証実験設備をつくって実験を始めているんです。 派手な夢物語を掲げている企業もある中、地味で真面目なやり方です。
たとえば、神奈川県鎌倉市大船に建設した「大船スマートハウス」での実証実験です。 一軒家のモデル住宅で様々なデータを取得しながら、住宅での「エネルギー管理モデル」の構築、「ゼロエミッション住宅」の実現に向けた技術検証を行っています。
10月には、尼崎(兵庫県)、和歌山地区でも実証実験設備が稼働を始めています。 こちらは7kmにわたり新たに設置した実証実験用配電網上に発電模擬装置や蓄電池、大規模な太陽光発電システムなどのスマートグリッドで必要とされるあらゆる設備を備え、再生可能エネルギーが大量導入された際の電力の送配電に関する課題と対策の検証を行っています。
これらの実証実験設備を活用することにより、あらゆる組合せで実証実験が可能です。 ここまで大規模な実験施設を社内に保有しているのは当社だけではないでしょうか。 」(鈴木)
他の企業や国、全国の自治体などからの問合せも増えていると鈴木は言う。 実験設備があるということはアイデアで終わらせず、確かめることができるということ。
「我々の構想についても実証データをもとにプレゼンテーションしていきます。 」


「組織づくりも、
ビジネスの仕組みづくりも、
すべては未来のものづくりのために。」

尾崎葉一

「やっぱりうちはうちらしく、
地に足を着けて、
つくりながら前進する。」

鈴木浪平

Project Outline

全社横断的プロジェクトとして2011年2月、営業本部 戦略事業開発室にスマートコミュニティプロジェクトグループ発足。 2015年度にスマートグリッド関連事業での売上げ1兆3,000億円を目標に、20名が実証実験や他社とのアライアンス立ち上げなどに取り組んでいる。