仕事内容
担当している仕事内容
遮断器(ブレーカー)の開発設計に携わっています。設計と聞くと机に向かって図面を書くだけと思われる方もいらっしゃるかも知れません(私もそうでした)が、実際図面作成業務は数ある開発設計業務の内の一つです。新製品開発というのは企画→設計→試作→評価→発売というステップで推進されます。そのために試作・資材・経理・営業・品質管理・生産技術など全ての部門と協力しチームプレーで開発を推進することが重要となります。設計者として開発の先頭に立ち、よりよい製品をいかにコストを抑えて作れるかというテーマに取り組み、製品を供給することで社会に貢献するという製造業の使命を全うするために日々業務に勤しんでいます。
仕事のやりがい
遮断器における当社の国内シェアは約50%で国内シェア1位を誇ります。「安全」がより重視されるようになった今の社会においてビルの2つに1つは当社の遮断器がその電力を守っているわけです。その中で当社はより安全品質の高い遮断器を提供し社会に貢献しなければなりません。「品質の源流は設計」という言葉があります。開発の源流は設計にあり、製品品質も設計による要素が大部分を占めるという意味です。設計者としてそのプレッシャーは大きいものですが、そのプレッシャーがあるからこそやりがいのある仕事と言えます。
印象に残っている仕事

最も印象深い仕事は初めての仕事です。遮断器の付属品の開発だったのですが、開発スタートから開発完了までを通して経験できたので「開発の流れ」を学ぶことができました。当然最初からうまくいくはずもなく、先輩方のアドバイスを受けながら図面の書き方、設計思想、他部門との関わり方などを学びながらの日々でした。「学校で習っていたことが役に立つんだ」と実感できたのも事実でした。そして完成した製品を触った時、製品パンフレットに自分の開発した製品の写真が載った時の喜びはひとしおでした。この喜びこそ設計業務の醍醐味であり、この気持ちをいつまでも忘れずに業務を続けていきたいですね。
1日の過ごし方
1日のスケジュール
- 出社
- まずメールをチェックします。研究所との共同開発では連絡を密に取り合うことが非常に重要です。
- グループミーティング
- 業務連絡だけでなく、過去のノウハウの勉強会や他社特許の紹介などを持ちまわりで行っています。
- 試作係へ
- 出図・製作依頼していた部品が完成したとの連絡が入り試作係へ。自分の図面が実物になる瞬間です。
- 昼食
- 同期と食堂で昼食。週末の飲み会の約束や,たわいもない話でいつも盛り上がっています。
- 品質管理課へ
- 試作品の評価をしてもらいに品質管理課へ。何十個もある評価項目を満足しなければいけません。
- 図面製作
- 試作品評価でのNG箇所を再度検討。検討結果を部品に反映させ、CADを使い図面を製作します。
- 特許調査
- せっかく思いついたアイデアも他社が既に使っているアイデアだと製品に反映できません。時間をかけて調査します。
- 退社
- 仕事がうまくいかない時は残業になることもありますが、優先順位を考えてなるべく早く退社するよう心がけています。
休日の過ごし方

独身寮にいた頃は同期と飲みに行ってカラオケというのが定番コースでした。酔っ払って倒れた同期を寮の廊下に寝かしたり(重くて運べなかったから)。今は結婚して子供も生まれたので妻と子どもで買い物に出かけたり外食したりすることが多いです。同期との付き合いも家に遊びに行ったりと家族ぐるみの付き合いになってきました。
三菱電機について
三菱電機の強み、弱み
強み:幅広い技術力とブランド力
弱み:「堅い」というイメージ
入社を決めた理由
大学でアーク(放電の時に出る火花)を学んでいたこともあり、専攻を生かすことのできる会社を探していました。その時に出会ったのが当社の遮断器。学生の時はアークを生み出し応用する研究をしていましたが、遮断器はアークを消す製品です。もう一つの理由として、三菱電機に見学へ行った時の職場の雰囲気、社員の人柄から、この会社だと思い、決定しました。
入社前後の三菱電機のイメージ
入社前の三菱電機の製品といえば家電・携帯電話など自分の身近な製品しか知りませんでした。しかし入社してみて製品分野の広さとともに各分野でトップシェアを誇る技術力に驚かされました。今は家電だけでなく、社会インフラを支え社会に貢献している企業というイメージを持っています。
入社してよかったこと
設計者としてのスキルアップのために色々な経験をさせてもらっています。そのひとつが、新遮断技術開発のために、当社の先端技術総合研究所駐在の機会を与えてもらったことです。遮断現象というのは熱・流体・電磁気・材料などが複雑に絡み合った非常に難しい現象です。その遮断現象を各現象に分割して考え、どこまで数値化が可能かということに挑戦できたことは今後の業務に大いに役立つと考えています。また1年ほどの駐在期間の中で研究所との人脈を形成できたことも大きな財産です。
職場の雰囲気
私の所属するグループは新機種開発を手がけており、短い期間での新製品開発の中で結束を固め、先輩後輩関係なく日々議論しながら業務を推進しています。やり方も各人のやり方に任せられるので自由な発想で仕事をしています。もちろんやり方を任せられる以上、自分がそのやり方をしっかりと周りにアピールできる必要があります。業務が終われば飲み会での結束固めも忘れません。
メッセージ
みなさんへのメッセージ
就職活動中に一番参考になるのは、その会社に勤めている先輩に話を聞く、インターンシップ制度を活用するなどその会社の空気に直に触れることだと思います。もちろん「やりたい仕事」も会社選びの大事な基準になるでしょう。しかし「やってみたら面白い仕事」は色々あります。幅広い事業展開をしている三菱電機では本当に色々な仕事にチャレンジすることができます。「やりたいこと」で自分を縛ることなく、自分の働いている姿をイメージしながら、柔軟に就職活動を頑張って下さい。一緒に働けることを心からお待ちしています。


