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三菱電機 火力発電プラント計装制御システム“MELSEP5”

オペレータステーション(OPS)/モバイルOPS

OPSと制御装置のエンジニアリングの融合により、制御装置内ソフトウェアの稼動状態を表示する「ロジックモニタ機能」や具体的な故障部位や故障要因情報をOPS画面上に表示する「システムモニタ機能」を実現しました。また、ユニバーサルデザインの採用により、視認性を向上し、ヒューマンエラー低減と作業ストレス低減を実現します。

ロジックモニタ

  • これまで制御装置専用保守ツールで行っていた機能がOPSでも関連画面からワンクリックでモニターできるようになりました。
  • OPSの表示情報(警報やデータ等)から、ワンクリックでコントローラ/計算機で演算するするロジックの状態をオンラインモニターできます。

システムモニタ

  • OPS画面上で、システム全体の稼動状態を監視することができます。
  • システム障害発生時、当該装置をクリックすることで、故障部位の詳細情報まで取得可能となり、故障復旧時間の短縮に貢献します。

ユニバーサルデザインの採用

  • 視線移動距離の最小化による監視・操作の作業ストレス低減。
  • 文字サイズと色配置の改善による可読性を向上しました。
  • 直感に訴える、識別性の高い部品デザイン採用によるヒューマンエラーを低減します。

モバイルOPS

  • モバイル端末を用いて、中央⇔現場間の情報共有支援、コミュニケーションの円滑化をはかります。
  • 図面を電子化し、データサーバ上で共有可能とすることで、現場巡回時の資料携行レス化を実現します。

■ 画像・動画共有機能

モバイル端末のカメラで撮影した画像や動画情報を、中央⇔現場間で共有可能とする機能です。現場と同じ情報を中央の端末に表示することで、現場の臨場感を共有し、中央から現場への的確な指示を可能にします。

■ 電話機能

構内に設置したWi-Fi環境を経由して、IP電話回線を構築します。画像・動画共有機能と合わせて利用することで、現場の詳細な状況を、中央と会話しながら共有することができます。