ハードウェア基本仕様
MELSEP5の基本仕様とPIO
■ 基本仕様
| CPU（動作周波数） | デュアルコアプロセッサ（1GHz） |
|---|---|
| 主記憶 | 1GB |
| ネットワーク | W-net ※1 、Xネットワーク ※1 、Ethernet ※2 、MODBUS（TCP/IP）、CDL通信 |
| PIO | 分散PIO（SD型，SE型，SG型） |
| プログラム言語 | POL※3 |
| プログラム容量 | 20MB |
| ループ数 | 1024ループ／制御装置 |
| シート数 | 10000シート／制御装置 |
| 実行周期 | 5ms～32750msで選択（5msの倍数で設定） |
| エラー履歴 | バックアップメモリ及びSDメモリカードに保存 |
- ※1 W-net、Xネットワーク：三菱電機製火力発電プラント計装制御システムの独自プロトコルとして開発した制御ネットワーク。
- ※2 ETHERNET/イーサネットは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
- ※3 Problem Oriented Languageの略で、問題向き言語を示す。
■ PIO仕様（SG型）
| ディジタル入力 | 32点、接点印加電圧 DC48V |
|---|---|
| ディジタル出力 | 32点／16点、無電圧接点 |
| アナログ入力 | 16点、DC4～20mA／DC1～5V／DC0～10V |
| ループ電源付アナログ入力 | 8点、DC4～20mA、ループ電源 DC23.6～31.2V |
| 熱電対入力 | 12点、熱電対K型／E型／J型／T型 対応 |
| 測温抵抗体入力 | 16点、測温抵抗体 Pt100Ω／JPT100Ω対応 |
| アナログ出力 | 16点、DC4～20mA／DC1～5V／DC0～10V |
| 二重化アナログ出力 | 8点、DC4～20V、二重化構成可能 |
| パルス入力 | 16点、接点印加電圧 DC48V、（最大）166パルス/秒 |
| パルス出力 | 16点、（最大）50パルス／秒 |
| 回転数入力 | 1点、電磁ピックアップ／渦電流センサ対応、EOST ※4 機能付き |
| 調節弁ドライバ | 1弁、電流／パルス数／パルス幅出力、手動操作ステーションI/Fあり |
| サーボドライバ | 1弁、LVDT／直流発信器からの弁開度入力、ガスタービン用／スチームタービン用 |
| パワーアンプ出力 | 1弁、トルクモータ駆動用 |
| 燃焼振動入力 | 4点、加速度センサ／内圧センサからの振動波形入力 |
- ※4 Electric Over Speed Trip の略で、電気的加速度トリップを示す。