使いこなしのヒント
EASYCOLOR!2は、測色器(カラーセンサー)を使わずに簡単操作でキャリブレーションできることを特長としていますが、市販の測色器(カラーセンサー)と併用することにより、キャリブレーション精度を更に向上させることが可能です。
キャリブレーション機能に関するEASYCOLOR!2と市販の測色器(カラーセンサー)との違いは以下のとおりです。
これらを踏まえ、それぞれの長所を生かしたキャリブレーションを行なうことにより、より精度の高い調整結果を得ることができます。つまり、市販の測色器単独で白色点や輝度を決めるのではなく、EASYCOLOR!2が決定した白色点と輝度をもとに、市販の測色器でキャリブレーションするということです。
操作順序としては、
(1)EASYCOLOR!2を操作し、適切な白色点(色温度)、輝度をディスプレイに設定する
(2)次にEASYCOLOR!2で設定した白色点(色温度)、輝度をターゲットとして市販の測色器でキャリブレーションを行なう
という操作を行ないます。
これにより、EASYCOLOR!2が得意とする簡単操作で適切な白色点(色温度)/輝度設定と、精度の高い実測ベースのキャリブレーションを両立させ、理想的なキャリブレーションを行なうことが出来ます。
それでは具体的な操作方法について、X-rite社i1(アイワン)測色器およびEye-One Matchを例に取って説明します。
この一連の作業においては、Eye-One Match単独使用時には必要となる面倒なOSD操作(ブライトネス、RGB調整)からも開放されます。
キャリブレーション機能に関するEASYCOLOR!2と市販の測色器(カラーセンサー)との違いは以下のとおりです。
| 長 所 | 短 所 | |
| EASYCOLOR!2 | 白色点、輝度について、環境光を踏まえた視覚的一致(現物あわせ)により簡単に決定できる(数値による試行錯誤不要)うえに、マゼンタ/緑の微調整も可能なので白色点や輝度に関するカラーマッチングがやりやすい。 OSD操作が不要 |
原色点やガンマについてはEDIDの情報(設計前提値)を使用しており実測値ではない。 したがって個体差によるばらつきや経年変化に対応できない |
| 市販の測色器 (カラーセンサー) |
実測値にもとづくキャリブレーションを行なうので、個体差、経年変化を踏まえた適切化が可能 | 白色点、輝度について、数値をユーザーが指定する際、環境光に対してその数値が適切かどうかが判断できない。つまりキャリブレーションの結果、設定目標値に近づけることができるが、カラーマッチング精度が高いかどうかは不明。 OSD操作が必要(測色器付属のソフトウェアを使用した場合) |
これらを踏まえ、それぞれの長所を生かしたキャリブレーションを行なうことにより、より精度の高い調整結果を得ることができます。つまり、市販の測色器単独で白色点や輝度を決めるのではなく、EASYCOLOR!2が決定した白色点と輝度をもとに、市販の測色器でキャリブレーションするということです。
操作順序としては、
(1)EASYCOLOR!2を操作し、適切な白色点(色温度)、輝度をディスプレイに設定する
(2)次にEASYCOLOR!2で設定した白色点(色温度)、輝度をターゲットとして市販の測色器でキャリブレーションを行なう
という操作を行ないます。
これにより、EASYCOLOR!2が得意とする簡単操作で適切な白色点(色温度)/輝度設定と、精度の高い実測ベースのキャリブレーションを両立させ、理想的なキャリブレーションを行なうことが出来ます。
それでは具体的な操作方法について、X-rite社i1(アイワン)測色器およびEye-One Matchを例に取って説明します。
(1) まずEASYCOLOR!2の色調整ウィザードを実行します。精度を高めるためには「詳細モード」までの調整作業を行なってください。この作業によりディスプレイに対して環境光を反映した白色点と輝度が設定されます。
(2) 続けてi1測色器を接続し、i1の付属ソフトであるEye-One Matchを起動します。
次のいずれかのやり方でキャリブレーションを行ないます。
・Eye-One Matchの「簡易モード」でキャリブレーションする。
または
・Eye-One Matchの「簡易モード」でキャリブレーションする。
または
・Eye-One Matchの「詳細モード」を選び「固有の白色点」「輝度:変更無し」を指定してキャリブレーションする。
(なおこの場合、操作途中の「コントラストの設定」の画面で「コントラストを100%にする」という操作案内がされますが、その操作は行なわずコントラストの設定はスキップして下さい。コントラストは50%以下でご使用になることを強くおすすめ致します)
(なおこの場合、操作途中の「コントラストの設定」の画面で「コントラストを100%にする」という操作案内がされますが、その操作は行なわずコントラストの設定はスキップして下さい。コントラストは50%以下でご使用になることを強くおすすめ致します)
(3) Eye-One Matchによる測色作業が終わりましたら、ICCプロファイルの保存を行ないます。
この一連の作業においては、Eye-One Match単独使用時には必要となる面倒なOSD操作(ブライトネス、RGB調整)からも開放されます。
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EASYCOLOR!2で調整後、ご自分の画像とプリントを比較した時に白の色味の微妙な差が気になる場合があります。その場合には、ご自分の画像データを使って更に白の色味の微調整を行なうことができます。
<方法>
<方法>
(1) グレー調の画像を用意する
グレー調の画像データを用意します(以下、「グレー調画像」)。できる限り無彩色で明るめのものを選んで下さい。明るいトーンのモノクロ画像でも良いと思います。
(白やグレー以外の色が支配的な画像は適しません。色の付いたもの、モノクロ画像でも強いセピア調などは避けて下さい。また、全体的に暗い画像も適しません)
もし適切な画像がお手元に無い場合は、こちらの画像をダウンロードしてご使用下さい。
グレー調の画像データを用意します(以下、「グレー調画像」)。できる限り無彩色で明るめのものを選んで下さい。明るいトーンのモノクロ画像でも良いと思います。
(白やグレー以外の色が支配的な画像は適しません。色の付いたもの、モノクロ画像でも強いセピア調などは避けて下さい。また、全体的に暗い画像も適しません)
もし適切な画像がお手元に無い場合は、こちらの画像をダウンロードしてご使用下さい。
(2) グレー調画像をプリンターで出力
グレー調画像をお客様のプリンターでプリントします。プリント方法は基本的には普段お客様が使用されている方法で結構ですが、その方法はプリンターメーカー推奨のやり方にしたがって正しくプリントされていることが前提となります。お客様独自の方法や色調整でプリントされている場合、このあとご説明する手順で調整しても、望ましい結果が得られないことがあります。
(プリンターの正しい使い方については、プリンターメーカーにお問い合わせください。)
グレー調画像をお客様のプリンターでプリントします。プリント方法は基本的には普段お客様が使用されている方法で結構ですが、その方法はプリンターメーカー推奨のやり方にしたがって正しくプリントされていることが前提となります。お客様独自の方法や色調整でプリントされている場合、このあとご説明する手順で調整しても、望ましい結果が得られないことがあります。
(プリンターの正しい使い方については、プリンターメーカーにお問い合わせください。)
(3) 画像処理ソフトウェアでグレー調画像をディスプレイに表示
普段使用している画像処理ソフトウェア(アドビシステムズ社Photoshopシリーズ、各社RAW現像ソフト等)、またはEASYCOLOR!2のビューア機能を使って、グレー調画像をディスプレイに表示します。
普段使用している画像処理ソフトウェア(アドビシステムズ社Photoshopシリーズ、各社RAW現像ソフト等)、またはEASYCOLOR!2のビューア機能を使って、グレー調画像をディスプレイに表示します。
(4) EASYCOLOR!2を起動し、色調整ウィザードを実行
EASYCOLOR!2を起動し、色調整ウィザードを実行します。
色調整ウィザードで最初に表示される画面(下図)が表示されましたら、画面右上の「ディスプレイの色切り替え・初期設定をスキップ」ボタンを押し、詳細モードにジャンプします。
詳細モードでは、白色の調整の方法をお好みの方法で選択しますが、ここでは「直接調整する」を例にとって説明します。
EASYCOLOR!2を起動し、色調整ウィザードを実行します。
色調整ウィザードで最初に表示される画面(下図)が表示されましたら、画面右上の「ディスプレイの色切り替え・初期設定をスキップ」ボタンを押し、詳細モードにジャンプします。
詳細モードでは、白色の調整の方法をお好みの方法で選択しますが、ここでは「直接調整する」を例にとって説明します。

(5) EASYCOLOR!2で白色点を微調整
下図のように、グレー調画像を画面の左寄りに、EASYCOLOR!2の画面を右寄りに配置して、グレー調画像を見ながら白色点を微調整できるようにします。
(2)で作成したグレー画像のプリントを手元に用意し、画面と比較します。
EASYCOLOR!2の色調整チャートによる調整と同じ要領で、画面に表示されたグレー画像とプリントを比較し、白やグレーが同じ様な色味に見えるように白色点や輝度を調整します。
調整が終わりましたら、色調整ウィザードを完了させます。
下図のように、グレー調画像を画面の左寄りに、EASYCOLOR!2の画面を右寄りに配置して、グレー調画像を見ながら白色点を微調整できるようにします。
(2)で作成したグレー画像のプリントを手元に用意し、画面と比較します。
EASYCOLOR!2の色調整チャートによる調整と同じ要領で、画面に表示されたグレー画像とプリントを比較し、白やグレーが同じ様な色味に見えるように白色点や輝度を調整します。
調整が終わりましたら、色調整ウィザードを完了させます。

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EASYCOLOR!2は基本的には複数のディスプレイ接続には対応しておりませんが、デスクトップPCにおいて、調整の時のみディスプレイを単独接続にしEASYCOLOR!2が作成したプロファイルを別名保存していただくことで、マルチディスプレイ接続に対応することができます。
(なお、この方法はノートPCには対応しておりませんのでご注意ください)
<方法>
Windows VISTA環境においてディスプレイがデスクトップPCに2台接続されている場合を例に説明します。
EASYCOLOR!2が動作するディスプレイを「ディスプレイA」、もう1台のディスプレイをEASYCOLOR!2に対応していない「ディスプレイB」と想定して説明します。
<方法>
Windows VISTA環境においてディスプレイがデスクトップPCに2台接続されている場合を例に説明します。
EASYCOLOR!2が動作するディスプレイを「ディスプレイA」、もう1台のディスプレイをEASYCOLOR!2に対応していない「ディスプレイB」と想定して説明します。
(1) まずEASYCOLOR!2が動作するディスプレイ(以下、ディスプレイA)のみを残し、それ以外のディスプレイを切り離します。「画面の設定」でディスプレイAをメインのディスプレイとして設定します。
(2) ディスプレイAをEASYCOLOR!2で調整し、調整が終わりましたらEASYCOLOR!2を終了します。
(3) EASYCOLOR!2によって作成されたICCプロファイルをエクスプローラーで確認し、任意のファイル名で別名保存します。Windows VISTAの場合、ICCプロファイルの保存場所は以下のディレクトリです。
コンピュータ>ローカルディスク(C:)>Windows>System32>spool>drivers>color
また、EASYCOLOR!2が作成したICCプロファイルのファイル名は、以下のような名称で保管されています。
上記ディレクトリに「色温度(6500K・5000Kなど)_**_MEL****.icm」
(*の部分には英数字が入ります。例:5000K_22_MEL47b6.icm)
下記、画像のビューアーの『表示色空間』に表示される名前と同じ名称の.icmファイルが保存されています。
コンピュータ>ローカルディスク(C:)>Windows>System32>spool>drivers>color
また、EASYCOLOR!2が作成したICCプロファイルのファイル名は、以下のような名称で保管されています。
上記ディレクトリに「色温度(6500K・5000Kなど)_**_MEL****.icm」
(*の部分には英数字が入ります。例:5000K_22_MEL47b6.icm)
下記、画像のビューアーの『表示色空間』に表示される名前と同じ名称の.icmファイルが保存されています。

(4) ディスプレイAを切り離し、もう一台のディスプレイBを接続します。「画面の設定」でメインのディスプレイとして設定したのち、ディスプレイBを通常の方法でキャリブレーションします。
(5) ディスプレイAを再接続し、「画面の設定」で2台のディスプレイが動作するよう設定を行います。
(6) Windows VISTAの「画面の設定」>「詳細設定」>「色の管理」の画面を表示します。
「色の管理」画面の「デバイス」の欄でディスプレイAを
選択し、「このデバイスに自分の設定を使用する」にチェックマークを入れたのち、「このデバイスに関連するプロファイル」のリストから(3)で
保存したICCプロファイルを選んで「既定プロファイルに設定」をします。
もし「このデバイスに関連するプロファイル」のリストに対象ICCプロファイルが見当たらない場合は、リスト下の「追加」ボタンを押し、対象となるICCプロファイルを選択してOKボタンを押してください。
もし「このデバイスに関連するプロファイル」のリストに対象ICCプロファイルが見当たらない場合は、リスト下の「追加」ボタンを押し、対象となるICCプロファイルを選択してOKボタンを押してください。
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