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三菱電機自動車機器

テキスト版

環境性と経済性

Moving forward with Environment & Economy

コンセプト

環境に配慮し、高効率に走るために。

電気自動車やハイブリッド車に代表されるように、原動機の電動化がますます進むなか、小型かつ高効率なモータやインバータのニーズが高まっています。また、従来のエンジンが世の中の原動機の大部分を占めることに変わりはないと考えられるため、更なる低燃費化・快適性向上を目指し、環境に配慮し、ドライバーにやさしいクルマづくりに積極的に取り組んでいきます。

燃費低減

オルタネータ:燃費改善と快適性向上への貢献

近年の燃費規制や排ガス規制の強化、また車内の快適性向上のために、電力使用量は増大し続けています。1946年の生産開始以来、小型・軽量・高出力化を目指して開発し続けており、最新モデルGXオルタネータは、1980年生産の4Gに比べて、高効率と合わせて質量あたり、約2.5倍の出力(A/kg)を実現しました。

質量あたりの出力 A/kg 約2.5倍

小型・軽量化

スタータ:燃費改善と車両搭載性への貢献

エンジンを始動するモータであるスタータは、燃費低減と搭載性向上のため、常に小型・軽量化が求められます。1984年に世界最小クラスのスタータを生産開始して以来、改良を重ね、最新モデルP-R/D4※1は、1977年生産の二軸R/D※2に比べて、質量あたり、約2倍の出力(W/kg)を実現しました。

質量あたりの出力 W/kg 約2.0倍

電動パワーステアリング:燃費改善と優れた操舵フィーリングの実現

電動パワーステアリング(Electric Power Steering)は、従来の油圧式に対して3~5%の燃費改善ができ、採用が進んでいます。1988年に世界で初めてEPS用モータとECU※3を生産開始して以来、トップシェアを維持しています。(2014年12月現在当社調べ)
2013年に生産開始した第2世代MCU(BLM)※4※5は、2004年に生産開始した第1世代に比べて、体積を50%削減し、質量は30%削減して世界最小・最軽量を実現しました。また、油圧式では実現できなかった操縦安定性を高め、優れた操舵フィーリングを実現しました。

体積 -50% 質量 -30%
  • ※1 P-R/D=同軸式内部減速スタータ
  • ※2 R/D=二軸式内部減速スタータ
  • ※3 ECU=Electric Control Unit
  • ※4 MCU=Motor Controller Unit
  • ※5 BLM=Brushless Motor

e-モビリティ・燃料電池車

インバータ:電費改善と車両搭載性の改善

パワーモジュールのモールドパッケージ(TPM)化による放熱性改善と高集積化、駆動回路・制御回路・コンデンサ・ヒートシンクなどの一体化によりインバータの小型軽量化を進め、車両搭載性を改善しました。

High Power IPU

  • ※1:IPU=Integrated intelligent Power drive Unit
  • ※2:HEV=Hybrid Electric Vehicle
  • ※3:TPM=Transfer-molded Power Module