課題省エネ
テーマ店舗|家庭|安全|高精度

加熱対象物と直に接する鍋敷型の温度検知装置により
温度の検知精度を向上させる技術です。

技術概要

温度検知の精度と追従性の向上

  • 従来のIHクッキングヒーターでは、トッププレート下に配置された赤外線センサで鍋の温度を検知する際に、鍋底から放射される赤外線の一部がトッププレートで遮断・反射されることで、温度検知精度が悪化する課題がありました。
  • 本技術では、鍋などの加熱対象物と直に接するように配置される鍋敷型の温度検知装置によって対象物の温度を直接検知することで、検知精度と検知の追従性の向上を図ることができます。これにより、適切な温度管理を実現し、省エネに貢献するとともに、高温になりすぎることを防ぐことで安全性を確保します。

無線通信による使い勝手と拡張性の向上

  • IHクッキングヒーターと温度検知装置の間のデータ通信を有線接続で行う場合、配線が絡む、コネクタ部が浸水する等、使い勝手が悪化する課題がありました。
  • 本技術では、温度検知装置に無線通信可能な通信部を備えることで、配線接続に伴う使用エリアの制限がなく使い勝手が向上します。また、無線通信によりIHクッキングヒーター以外の通信機器との接続も可能となり、温度検知装置の拡張性が向上します。
無線通信による使い勝手と拡張性の向上

活用イメージ

  • 厨房機器メーカー、食品メーカー、飲食事業者などで活用いただけます。

提供ライセンス

ライセンス
方式
関連特許のライセンス(非独占的通常実施権)
関連特許 特許第6270906号、特許第6425608号、特許第6509388号ほか

※本ページの記載は2022年2月時点の情報に基づくものであり、特許の権利状況等は最新状況と異なる場合があります。

SDGsへの取組

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを

SDGsとは?