課題介護・福祉|非接触
テーマ医療|安全|鉄道|車載機器

近赤外カメラを用いて、脈拍数を非接触で計測。
眠気や緊張状態、体調急変の正確な検知に貢献します。

技術概要

近赤外カメラを用いて脈動による肌の明るさの変化を検知

  • 脈動に伴う血流量の変化により、肌の明るさは人の目では判別できないくらいわずかに変化しています。血中ヘモグロビンの光吸収の特性により、肌の明るさの変化は、RGBカメラで捉えることのできる緑色光や青色光では大きく、近赤外光の成分では小さい特徴があります。
  • 本技術においては、近赤外カメラを用いることでこの微小な肌の明るさの変化から高精度な脈拍数計測を実現します。表情や行動からは分からない内面の状態を脈拍数から捉えることで、眠気や緊張状態、体調急変をより正確に検知することが可能になります。
    ※モノクロカメラと近赤外LEDで構成される。

顔の動きを追尾することで安定した脈拍数計測を実現

  • フェイストラッキング技術を応用することで顔の動きを追尾し、安定した脈拍数計測を可能にしました。
顔の動きを追尾することで安定した脈拍数計測を実現

活用イメージ

  • 保育・介護施設等での見守り、遠隔医療支援、鉄道運転士・航空パイロット等の状態把握、Web会議システムを用いた従業員の健康状態把握などにおいて幅広く活用いただけます。

提供ライセンス

ライセンス
方式
関連特許・ノウハウのライセンス(非独占的通常実施権)
関連特許 特許第6727469号、特許第6821088号ほか
技術指導 条件次第で相談可

※本ページの記載は2022年2月時点の情報に基づくものであり、特許の権利状況等は最新状況と異なる場合があります。

SDGsへの取組

  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを

SDGsとは?