先進応用開発センターと研究者の活動を紹介します。

2025年

【広報発表】「運転中のドライバーの飲酒状態を高精度に検知する技術を開発」

運転中のドライバーのわき見や居眠りを検知する「ドライバーモニタリングシステム(以下、DMS)」の映像から非接触で取得した脈拍数や、車両制御情報などを組み合わせることで、運転中のドライバーの飲酒状態を推定する技術を開発※1しました。本技術は、当社AI技術「Maisart®(マイサート)※2」の開発成果で、検知結果に基づくドライバーへの警告表示や運転制御などを通して、飲酒運転による交通事故の削減に貢献します。

カメラ映像を用いて顔や目の情報から覚醒状態を推定し、飲酒を検知する従来方式では、飲酒による覚醒度の変化が表情に与える影響に個人差があるため、表情変化のみで覚醒度低下を高精度に判別することは困難でした。
今回、DMSの映像を解析して取得したドライバーの脈拍数、目の動きと、ハンドル・アクセル操作などの車両制御情報を組み合わせてAIで解析することにより、飲酒による表情変化が分かりにくい場合でも、飲酒状態を検知することが可能となりました。これにより、飲酒運転による交通事故を削減し、安心・安全な社会の実現に貢献します。

◆開発者から◆
飲酒検知技術は、三菱電機モビリティからの開発依頼を受け、情報技術総合研究所、先端技術総合研究所と連携し開発を進めてきました。データ取得、データ解析、アルゴリズム構築に至るまで数々の試行錯誤を重ね、時には想定外の課題に直面しながらも、開発メンバーとの議論を重ねることで、アルゴリズム改善を実現することができました。今後も、飲酒検知技術の早期製品化に向け、研究開発を継続していきます。

飲酒状態検知技術の全体像
開発メンバー

※1当社AI倫理ポリシーを遵守

※2Mitsubishi Electric’s AI creates the State-of-the-ART in technology の略。
全ての機器をより賢くすることを目指した当社の AI 技術ブランド。

Maisart

PDFが開きますニュースリリース2025年12月16日
「運転中のドライバーの飲酒状態を高精度に検知する技術を開発」

2024年

MIRAI LAB PALETTE(東京都大手町)にて、リバースピッチイベントが開催されました。

6月5日、MIRAI LAB PALETTE(東京都大手町)で開催されたリバースピッチイベントに「カメラセンシングによる人の状態推定技術『DMS(Driver Monitoring System)』」の開発、及び事業企画担当者が登壇しました。

本イベントは当社関西支社営業企画課主催で技術の用途、共創先探索を目的としたイベントとなっており、70社100名以上の方にご来場頂きました。

先進応用開発センターからは、応開23と事企1の2部門が参加し、DMSのピッチ及びDMSを使った非接触脈拍検出のデモを行いました。様々な業界から多数参加頂き、活発な質疑や意見交換が行われました。

◆登壇者から◆
様々な企業からご参加頂き、当社技術に対して、多様な視点でのご意見や想定活用先について、濃密な意見交換をさせて頂きました。今後もこのようなイベントを通じて、社外に当社技術をアピールし、課題に寄り添ったソリューション開発を進めてまいります。