2025年12月16日
【広報発表】「運転中のドライバーの飲酒状態を高精度に検知する技術を開発」
運転中のドライバーのわき見や居眠りを検知する「ドライバーモニタリングシステム(以下、DMS)」の映像から非接触で取得した脈拍数や、車両制御情報などを組み合わせることで、運転中のドライバーの飲酒状態を推定する技術を開発※1しました。本技術は、当社AI技術「Maisart®(マイサート)※2」の開発成果で、検知結果に基づくドライバーへの警告表示や運転制御などを通して、飲酒運転による交通事故の削減に貢献します。
カメラ映像を用いて顔や目の情報から覚醒状態を推定し、飲酒を検知する従来方式では、飲酒による覚醒度の変化が表情に与える影響に個人差があるため、表情変化のみで覚醒度低下を高精度に判別することは困難でした。
今回、DMSの映像を解析して取得したドライバーの脈拍数、目の動きと、ハンドル・アクセル操作などの車両制御情報を組み合わせてAIで解析することにより、飲酒による表情変化が分かりにくい場合でも、飲酒状態を検知することが可能となりました。これにより、飲酒運転による交通事故を削減し、安心・安全な社会の実現に貢献します。
◆開発者から◆
飲酒検知技術は、三菱電機モビリティからの開発依頼を受け、情報技術総合研究所、先端技術総合研究所と連携し開発を進めてきました。データ取得、データ解析、アルゴリズム構築に至るまで数々の試行錯誤を重ね、時には想定外の課題に直面しながらも、開発メンバーとの議論を重ねることで、アルゴリズム改善を実現することができました。今後も、飲酒検知技術の早期製品化に向け、研究開発を継続していきます。
飲酒状態検知技術の全体像
開発メンバー
※1当社AI倫理ポリシーを遵守
※2Mitsubishi Electric’s AI creates the State-of-the-ART in technology の略。
全ての機器をより賢くすることを目指した当社の AI 技術ブランド。


