デザイン

次世代コミュニケーションツール「しゃべり描き®UI(ユーザーインターフェース)」

概要

「しゃべり描き®UI」は、外国語や手話ができなくても外国人や聴覚障がい者との円滑なコミュニケーションを実現するタブレット・スマートフォン向けアプリです。
好きな場所に絵を描くように、話した言葉を指でなぞった軌跡に表示することで、筆談より手軽で直感的な操作ができます。また、お絵かきや画像と組み合わせて表示できるので、文字だけに頼らない分かりやすい表現が行えます。さらに、多言語翻訳により、外国人ともより楽しくより深く想いを伝え合うことができます。
このように、しゃべり描き®UIは音声認識技術を活用した次世代のコミュニケーションツールです。


デザインのポイント

次世代コミュニケーションツール「しゃべり描き®UI(ユーザーインターフェース)」

耳の不自由な方は、指さしながら説明されても説明している人の唇の動きと指先を同時に見ることができないので、話しを理解するのが難しいという課題がありました。一方で、筆談ボードを使うと、文字とお絵かきを組み合わせて表現することにより、耳の不自由な方や外国人とコミュニケーションがとれるという特徴があります。
このふたつに着目し、話した言葉を指先に表示し、文字とお絵かきを組み合わせて表現できる次世代コミュニケーション技術「しゃべり描き®UI」を開発しました。
アプリを作る上で大切にしたのは、直感的で気持ちの良い操作感、そしてしゃべり描き®UIによって生まれる人と人のあたたかい繋がりです。

デザイナーの一言

デザイン研究所 平井 正人
デザイン研究所
平井 正人

耳の不自由なインターン生との出会いと、デザイナーの自主研究プロジェクトから生まれた「しゃべり描き®UI」

このアプリは、様々な専門領域のデザイナーによる自主研究プロジェクトから生まれました。きっかけは、耳の不自由なインターン生との出会いです。「もっと話したい」そんな想いから、自主研究プロジェクトが始まりました。
最初の想いを最後まで大切にしながらプロジェクトを進め、耳が聞こえないという「障がいの壁」だけでなく、言語が異なるという「国境の壁」も乗り越えられる、人と人の気持ちが繋がるコミュニケーション技術が完成しました。
今までにない新しいUIの実現、応用展開の広さや有効性などが評価されて、CEATEC® AWARD 2016でグランプリを受賞しました。(暮らしと家でつながるイノベーション部門)

  • 「しゃべり描き」は三菱電機株式会社の登録商標です。
  • 「CEATEC JAPAN」は一般社団法人電子情報技術産業協会の登録商標です。

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