デザイン

発電プラント計装制御システム「MELSEPシリーズ、MELTACシリーズ」

概要

発電プラント計装制御システム「MELSEPシリーズ、MELTACシリーズ」

本製品は、発電所内の機器を制御するためのシステムです。ヒューマンエラーが電力の安定供給に重⼤な影響を及ぼす恐れがあるため、従来はユーザーへの⾼度な教育を必要としてきました。しかし熟練者の減少やシステムの⾼度化により、ユーザーの習熟度向上を支援すると共に、使いやすさへの配慮が必要となってきています。本製品では、ハードウェア(機器の筐体)とソフトウェア(監視制御を行う画面)の両⾯にユニバーサルデザインを適⽤し、幅広いユーザーの使いやすさを追求しました。


デザインのポイント

発電プラント計装制御システム「MELSEPシリーズ、MELTACシリーズ」

システムの計算処理や制御を行う機器のデザインでは、筐体に表示する情報の表⽰位置と並び順を統⼀しました。また、作業の優先度に合わせて情報の⽬⽴ちやすさを変え、メリハリを付けました。これにより、同じ形状の機器が沢山並ぶ制御盤内でも、個々の機能を⼀⽬で理解することが出来ます。作業員が監視制御を行う画⾯のデザインでは、プラント全体の情報と詳細情報を別々のエリアに表示し、左から右へ順を追って操作を進めれば設定が⾏えるよう、表⽰要素の配置を整理しています。また、⼀⽬で監視対象が分かるような配色を行うなど、勘違いや取り違いを抑制します。さらに、ハードウェアとソフトウェアの両⽅に読みやすい形状のフォントを採⽤し、適切な⽂字サイズとコントラストによって視認性を確保しました。

デザイナーの一言

デザイン研究所 深川 浩史
デザイン研究所
深川 浩史

社会インフラを支えるというやりがい

本製品は専⾨性の⾼いシステムであるため、現⾏システムの課題を発⾒するための情報収集が難しい分野でした。しかし、関係者へのヒアリングや、実際の業務状況の評価などを粘り強く進め、実態に即した使いやすいシステムとなるようこだわりました。デザインの力で、このような⼤規模な社会インフラシステムの運用に貢献出来ることを、やりがいに感じています。


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