デザイン

シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズのデザイン」

概要

シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズのデザイン」

シーケンサは工場で使う機械などを自動制御する機器で、MELSEC iQ-Rシリーズは当社汎用シーケンサの次世代フラッグシップモデルです。MELSECブランドは高いシェア(国内約60%)を有し、国内の製造業を支えるスタンダード製品として定着しています。MELSEC iQ-Rシリーズでは、熟練技術者だけでなく未熟練技術者や海外ユーザーなど多様化するさまざまなユーザーに配慮するユニバーサルデザイン(以降UD)の視点で開発を進め、現行機種からMELSEC iQ-Rシリーズへの置き換えが可能なコンパクトサイズでありながら、操作性と視認性を大きく向上させました。


デザインのポイント

シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズのデザイン」

正面を広げた筐体形状により正面の表示部や操作部の面積を拡大し、現行機種と同じ設置寸法で視認性と操作性を向上させました。

シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズのデザイン」

問題の原因究明を容易にする初期診断用LED表示を全ユニット最上段の見やすい位置に横一列に配置し、一覧性を高めました。未熟練技術者でも問題箇所を見つけやすくなりました。

シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズのデザイン」

また、機能表示を見やすくするため、視認性の良いUDフォントを採用しました。上下に大きく開放できる扉構造で操作部や配線部へのアクセス性を向上しました。左右どちらの手で操作してもカバーが邪魔になりません。左右に隣接するユニットの部品やケーブルとの干渉も軽減できます。


デザイナーの一言

デザイン研究所 三宅 高徳
デザイン研究所
三宅 高徳

一般的にシーケンサなどの機器は熟練技術者だけが使用する専用品というイメージが定着しており、使いやすさという視点はコンシューマ製品と比較して遅れていました。MELSEC iQ-Rシリーズは専門性の高いプロユースの製品ですが、より多くのユーザーの使いやすさに配慮した開発を行うことで、熟練技術者を含めたユーザー全体の作業効率を高め、工場の生産性向上に寄与しています。


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