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骨紋®︎(こつもん)を使ってコツコツ分析するんだもん。
人の動きを“骨”で
分析する技術「骨紋®」とは?

10回程度の作業のカメラ映像を読み込ませれば、AIが学習して、作業を分析!

人の好みも多様化され、多くの種類のものを少しずつ作る必要がある、ものづくりの現場。高齢化で働く人の数が減っているのもあり、限られた「人の資源」を最大限に活かしながら生産性を高める取り組みが日々行われているようだ。そこで、製造現場で手作業の時間ロスやヒューマンエラーの改善のため、AIが搭載された人の動きを分析する技術が開発されたんだ。分析に必要な準備は、たった10回程度の作業のカメラ映像だけ。「骨紋®(こつもん)」と呼ばれるこの技術、詳しく知ってみたいモンだ。

ものづくりの現場の作業分析を大幅自動化!

人が作業をする場合、慣れていないとどうしても時間がかかってしまう。得意不得意や、動きのクセもあって、作業の時間をロスしていることもあるな。「骨紋®(こつもん)」は三菱電機のAI技術「Maisart®※1」を搭載。カメラの映像から、なんと人の骨格の情報を分析することで姿勢や動きを判別し、何の作業をしているかをリアルタイムで特定できる。骨格情報だと、これまでの画像解析などでは判別が難しかった複雑な動作も認識でき、作業内容を90%※2の精度で特定できるんだ。これでロスしている時間の改善に役立てる、というわけだな。
このような個人作業の改善支援技術「骨紋®(こつもん)」のほかにも、「生産ライン改善支援技術」と呼ばれるフロア単位の改善支援もあるらしい。この2つの技術で個人単位、フロア単位での生産効率向上が期待できる、というわけだな。
私の仕事のムダも分析してもらおうかな。 ※1 Mitsubishi Electric‘s AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド。
※2 当社工場による検証結果。

プリント基板に実装可能な
金属腐食センサー