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長周期振動時管制運転有償付加仕様

建物高さが120mを超え、昇降路全高が60mを超える場合、基本仕様

※高さ120mを超える建築物に設置されるエレベーターで、昇降路全高が60mを超える場合、2009年版 昇降機耐震設計・施行指針では長尺物振れ管制運転として標準仕様化されています。

長周期地震動を感知し、ロープ振れ幅推定に応じた管制運転を実施。

長周期で加速度が小さく、従来の地震感知器では検出できない長周期地震動を検知し、建物と共振する場合のロープの振れ幅をリアルタイムで推定、推定した振れ幅に応じた管制運転を実施します。乗客の安全確保を優先し、乗客が避難した後は、業界初の「退避運転機能」により、ロープが共振しにくい階へエレベーターを自動的に退避させ、機器の被害を低減します。また、ロープの振れ幅が小さい場合には、建物の揺れが収束し所定の時間が経過した後に、自動的に通常運転に復帰します。

※建物高さが300mを超える場合は、当社にお問合せください。

長周期地震動と運転の関係

※1 かご内に利用者がいない場合、最寄り階停止せず退避運転を行います。

※2 ロープの揺れ量が所定のレベルを超えた場合は退避運転を行いません。

※3 退避後でもロープ揺れ推定量が大きい場合(レベル2超過時)は運転休止します。

長周期振動感知器を利用した管制運転

乗客避難後にロープの振れ幅を確認し、退避可能と判断したら、機器の保護を図るためロープの振れが拡大する前にロープの非共振階へ退避運転を行います。

※ロープの非共振階は建物の固有周期およびエレベーターの仕様を元に予め決めておきます。建物固有周期情報を事前にご提供ください。

運転動作フロー