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Factory Automation

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MELSERVO-J4 Solutions vol.01 縦ピロー包装機

現場の課題はこれで解決!

縦ピロー包装機イメージと動作フロー
現場の課題 課題1:包装の品質を安定させたい。 課題2:機械の衝撃を抑えつつ、タクトタイムを短縮させたい。 課題3:安全システムを構築したい。
モデルシステム
≪機器構成≫
シーケンサCPUユニット:FX5U-32MT/ES シンプルモーションユニット:FX5-40SSC-S サーボアンプ:MR-J4-B
GOT:GOT2000シリーズ エンジニアリング環境:MELSOFT GX Works3 サーボモータ:HG-KR,HG-SR
現場の課題を解決!
解決1:カンタン同期制御 短時間で高品質な仕上がりを実現!
巻出し軸と搬送ローラ軸をアドバンスト同期制御で駆動することで、加工精度が向上し、高品質な仕上がりを実現できます。また、インターロックが不要になるため、タクトタイムの短縮が図れます。
解決2:カム制御 包装用フィルムの滑らかな搬送・停止が可能!
カム制御により、滑らかな搬送・停止で高速化が可能になり、タクトタイムの短縮が図れます。
解決3:安全信号監視機能 安全信号監視機能をMR-J4の標準サーボアンプで実現!
サーボアンプMR-J4-Bシリーズは安全機能STO(Safe Torque Off)に標準対応しています。主回路電源を遮断せずに安全に停止できるので、再起動までの時間短縮が図れます。
立ち上げ手順!
手順1:システム構成の設定
システム構成でサーボアンプを設定します。
入力軸パラメータで指令生成軸を設定します。
手順2:同期パラメータの設定
軸2(搬送ローラ軸)は、指令生成軸2に同期して動くように、同期パラメータを設定します。
手順3:カムデータの作成
軸2(搬送ローラ軸)のカムデータを作成します。
手順4:シーケンスプログラムと位置決めデータの作成
軸2を同期制御モードにし、指令生成軸2を起動させます。

サーボシステムの特長

アドバンスト同期制御:FXシリーズで初めて同期制御に対応!
FX5-40SSC-Sは、FXシリーズで初めて同期制御に対応しました。
[同期パラメータ]を設定し、出力軸ごとに同期制御を始動するだけで、入力軸に同期した制御を行います。複雑なプログラミングなしで同期制御を実現できます。
指令生成軸:出力軸を制御軸数分使用可能!
指令生成軸とは、指令生成のみを行う軸のことです。サーボアンプが接続された軸とは独立して制御することができます。制御軸としてカウントされないため、軸数を気にすることなくプログラミングできます。
FX5シーケンサの RS-485通信:インバータを使用した軸と同期させることが可能!
FX5シーケンサはRS-485通信機能を標準搭載しています。
RS-485通信でインバータを駆動させ、同期エンコーダをシンプルモーションユニットに接続すると、インバータで駆動する軸に同期してサーボモータを駆動させることができます。
また、RS-485通信機能はModbus-RTU通信として使用することも可能です。