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Factory Automation

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ダイレクトドライブモータ

ダイレクトドライブモータ 仕様の注釈について

●電源設備容量
・ 電源設備容量は電源インピーダンスにより変わります。
・ 記載の値はサーボモータ1台あたりに必要な電源設備容量です。多軸サーボアンプの電源設備容量は次の式で算出してください。
電源設備容量 [kVA] = 接続するサーボモータ電源設備容量 [kVA] の合計値
●速度・位置検出器
・ 絶対位置検出システムの場合は、次のオプションを必ず接続してください。
  • • MR-J5-G_/MR-J5-B_/MR-J5-A_: バッテリ (MR-BAT6V1SETまたはMR-BAT6V1SET-A)、絶対位置ユニット (MR-BTAS01)
  • • MR-J5W_: バッテリケース (MR-BT6VCASE)、バッテリ (MR-BAT6V1) × 5個、絶対位置ユニット (MR-BTAS01)
  • • MR-J4-GF: バッテリ (MR-BAT6V1SET-A)、絶対位置ユニット (MR-BTAS01)
  • • MR-J4-B/MR-J4-A: バッテリ (MR-BAT6V1SET)、絶対位置ユニット (MR-BTAS01)
  • • MR-J4W_: バッテリケース (MR-BT6VCASE)、バッテリ (MR-BAT6V1) × 5個、絶対位置ユニット (MR-BTAS01)
詳細については、各サーボアンプ技術資料集およびユーザーズマニュアルを参照してください。
●環境条件
・ 常時オイルミストや油水がかかる環境では使用しないでください。
・ ダイレクトドライブモータの付近に磁石などの磁力を発生する物体を配置しないでください。やむを得ず配置する場合は、遮蔽板を設けるなどの対策で磁力を遮蔽してください。
●環境条件 耐振動
・ 振動方向は下図のとおりです。数値は最大値を示す部分の値です。ダイレクトドライブモータ停止時は、ベアリングにフレッティングが発生しやすくなりますので、振動を許容値の半分程度に抑えてください。
環境条件 耐振動
●回転部許容荷重
・ ダイレクトドライブモータの回転部 (出力軸) へのアキシャル荷重、モーメント荷重の計算例を以下に示します。
アキシャル荷重、モーメント荷重は許容値以下にしてください。
回転部許容荷重
アキシャル荷重
 = F + 負荷の質量
回転部許容荷重
アキシャル荷重
 = F + 負荷の質量
モーメント荷重
 = F × L
回転部許容荷重
アキシャル荷重 = 負荷の質量
モーメント荷重 = F × (L + A)
モータ外径
[mm]
(フレーム外径)
寸法 A [mm]
TM-RG2M
シリーズ
TM-RU2M
シリーズ
TM-RFM
シリーズ
φ130 20.6 19.1
φ180 20.7 20.2
φ230 18.0 24.4
φ330 - 32.5
●振動階級
・ V10とは、ダイレクトドライブモータ単体での振幅が10 μm以下であることを示します。測定時のダイレクトドライブモータ取付け姿勢および測定位置を下図に示します。
振動階級