Factory Automation

MELSERVO-J5シリーズ サーボアンプ 保全性

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予知保全

状態を監視してサーボアンプが機械故障の兆候を検知

Maisartは、Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in technology の略。
全ての機器をより賢くすることを目指した三菱電機のAI技術ブランド。

機械診断 (ボールねじ・リニアガイド)

ボールねじやリニアガイドなどの機械要素の摩擦や振動を推定し、予知保全を支援します。

  • 摩擦推定機能と摩擦故障予測
  • 振動推定機能と振動故障予測
機械診断 (ボールねじ・リニアガイド)
機械診断 (摩擦推定機能と摩擦故障予測)
機械診断 (振動推定機能と振動故障予測)

機械診断 (ベルト)

静摩擦故障予測とベルト張力推定によるテンション低下の予測にて、ベルトの経年劣化を事前検知します。

  • 静摩擦故障予測
  • ベルト張力低下予測
機械診断 (ギア)

機械診断 (ギア) *1

推定開始操作にて、サーボアンプが指令を自動生成して往復位置決めをすることにより、ギアのバックラッシュ量を推定します。バックラッシュ公称値を設定することによりギアの故障を予測します。

  • バックラッシュ推定機能
  • ギア故障予測
機械診断 (ギア)
  • *1.通常運転時は診断しません。

予防保全

機械診断 (機械部品)

サーボモータの総移動量に基づき、装置故障を推測します。機械部品の定格寿命を設定することにより、交換時期を知らせます。

  • 機械総移動量故障予測
機械診断 (機械部品)

サーボアンプ寿命診断

通電時間累積、突入リレーON/OFF回数を表示し、寿命の目安を確認できます。

  • 通電時間累積 (平滑コンデンサ/冷却ファン寿命)
  • 突入リレーON/OFF回数 (突入リレー寿命)
サーボアンプ寿命診断

事後保全

ドライブレコーダ

サーボアンプの状態を常時監視して、アラーム発生前後などトリガ条件の状態遷移を一定時間記録します。MR Configurator2を用いて原因解析に活用します。過去に発生した16個分のアラーム履歴の波形とモニタ値に加え、新たにシステム構成表示とサーボパラメータも表示します。CC-Link IE TSNで正常通信している場合は、アラーム発生時の時刻も表示します。またGX LogViewer形式ファイル出力に対応しました。

ドライブレコーダ

断線検知・モータ誤配線検知・エンコーダ通信診断

断線検知

サーボアンプの主回路電源の欠相を検知する入力欠相検知とサーボモータの電源欠相を検知する出力欠相検知の機能を装備しました。過負荷などのアラームと区別可能なので復旧作業を短縮できます。
ドライブユニットMR-J5D_-G4は出力欠相のみ対応しています。

断線検知

モータ誤配線検知

多軸サーボアンプMR-J5W_-Gにて、A軸/B軸/C軸に接続した容量が異なるサーボモータの誤配線を検知し、サーボモータ保護に貢献します。
接続したサーボモータのエンコーダからモータ容量情報を取得して、モータ電源ケーブルが正しい容量のモータに接続しているかを確認して、不一致の場合にアラームを発生します。*1

  • *1.同じ容量の場合は検知しません。
モータ誤配線検知

エンコーダ通信診断

サーボアンプ内のエンコーダ通信回路の診断をします。エンコーダ通信アラーム発生時にエンコーダケーブル断線などのトラブル要因との区分けに役立ちます。

エンコーダ通信診断

関連リンク