MELSERVO-J5シリーズ リニアサーボモータ 特長

リニアサーボモータとは
基本性能
- 最大速度5.0 m/s (LM-H4Mシリーズ) に対応。
- 最大推力150 N~7200 Nに対応。磁界解析、高密度巻線技術により、小形で高推力。
- コア付き、コア付き液冷タイプ、コア付き相殺型、コアレスの5シリーズをラインアップ。
- 最小分解能1 nm~の多彩なシリアルI/Fエンコーダに対応。
- CC-Link IE TSNにて、高精度なタンデム同期制御をはじめとした高度なシステムを構築可能。
- 標高 2000 m、周囲温度60℃対応により、環境耐性が向上します。*1
- *1.標高 1000 m超および周囲温度が高い環境で使用する場合は減定格となります。
装置の高度化
装置を高性能化
- 駆動部の高速化による生産性向上。
使いやすさも向上
- 機構部の簡素化・小形化と、機械の高剛性化。
- 滑らかで静かな運転と、クリーンなシステムを実現。
装置構成を柔軟に
- 自在なマルチヘッド構成やタンデム構成。
- 可動部の長ストローク化。
<従来の「ボールねじ駆動システム」と比べて多彩なメリット>
マルチヘッドシステムの構築に最適
高速・高精度が求められる直動システムに最適。タンデム構成やマルチヘッド構成も容易に実現。
タンデム駆動
タンデム構成により、2軸間の高精度な同期が必要になる大型装置に対応。

マルチヘッド
マルチヘッド構成により、2つの可動子 (一次側コイル) に対して、個別の指令で制御可能。機械構造がシンプルになるため、タクトタイムの短縮が必要とされる装置に最適。

LM-H4MシリーズNEW
同一モジュールの連結機構特許出願中
最小単位長60 mmの一次側モジュールの組合せにより、用途に応じた最適なストローク長および推力の選択が可能です。
組合せの詳細については、『LM-H4Mシリーズ 新製品ニュース (SV2510-1)』の「LM-H4Mシリーズ仕様」を参照してください。

高速化・高推力化・小形化
従来機種LM-H3P3と比較し、モータの小形化と推力向上の両立を実現しました。これにより、装置の小形化に貢献します。
さらに、最大速度5.0 m/sにより、装置のサイクルタイムを短縮できます。

サーボアンプとリニアサーボモータの組合せ拡充
組み合わせるサーボアンプを変更することにより、 推力および速度を増加させることができます。
これにより、装置のサイクルタイム短縮に貢献します。

在庫管理の容易化
LM-H4Mシリーズは同一の一次側モジュールを連結するため、従来シリーズのようなモータ長ごとに異なる機種の在庫管理が不要になります。これにより、在庫・予備品管理の容易化に貢献します。
また、連結による幅広いラインアップで様々な用途・ご要求仕様に対応します。
