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製品特長 LX-05BRR-928形防爆バリア

LX-05BRR-928形防爆バリア(生産終了品)

LX-05BRR-928形防爆バリアは、LX-□□□TD-928形張力検出器とセットで、防爆構造電気機械器具型式検定ガイド(1996年11月)を満足し、 (社)産業安全技術協会から指定の爆発性雰囲気での使用の認可を受けています。 (対象の爆発性ガス:爆発等級IIB、発火度T4)コータやラミネータ等の爆発性ガスの中で張力を検出する場合、 テンションメータやテンションコントローラとLX-□□□TD-928形張力検出器の間に、防爆バリアを接続します。
爆発の危険がある雰囲気ではLX-05BRR-928との組合わせで認定されたLX-□□□TD-928形張力検出器以外は使用できません。

LX-05BRR-928形防爆バリア
防爆構造(本質安全防爆構造 Ex ia IIB T4)

専用の防爆バリアを使用することにより爆発性雰囲気の中でも張力検出器を使用することができます。

  • 国際規格に整合した新規格のExを取得
    韓国などのEx規格しか使用できない国にも輸出できる場合があります。
    (詳細は各国により異なりますのでご注意ください。)
  • 爆発性ガスの分類IIB、温度等級T4を取得
    今まで使用できなかったエチレンやジエチルエーテルなどの雰囲気でも 使用できるようになりました。
  • 高性能
    張力検出精度や取付けの容易性はLX-TDシリーズと同じ高性能で防爆特性を実現しました。
    したがって、コネクタ接続や壁取付ができ、広範囲の使用にも安定した制御が可能となります。

■ 製品詳細
仕様   ダウンロード

入出力配線

入出力配線
  1. 注意
  2. 1.改造禁止。ただしケーブルの切断は除きます。
  3. 2.防爆バリアは、非危険場所に設置してください。
  4. 3.防爆バリアの設置はA種接地のこと。
  5. 4.制御装置またはメータの電源電圧はAC250V、DC250Vを超えないこと。
  6. 5.本図は検出器を圧縮方向で使用する場合の結線を示す。
    引張方向で使用する場合は制御装置側で配線を「ミドリ・シロ」入替えのこと(詳細は制御装置の取扱説明書による)。
  7. 6.本安回路の外部配線インダクタンスは1mH以下、外部配線 キャパシタンスは1μF以下のこと。
  1.  
  2. 7.防爆バリアの外部配線接続部に、外部配線が接続された状態でIP20の保護等級を満足しない場合は、防爆バリアはIP20以上の容器に収納して用いてください。
    (防爆バリアの外形寸法図中の注1の寸法が端子を取付けた状態で7mm以上にする必要があります。)
  3. 8.適用機種は下記の通り。
    LX-005TD-928・LX-015TD-928・LX-030TD-928
    LX-050TD-928・LX-100TD-928・LX-200TD-928
  4. 9.防爆バリアは、LX-05BRR-928。

適用爆発性ガス分類

温度等級 T1 T2 T3 T4 T5
450℃超過 300℃を超え450℃以下 200℃を超え300℃以下 135℃を超え200℃以下  
爆発性ガスの分類 IIA アセトン
酢酸エチル
ベンゼン
一酸化炭素
O-キシレン
メタノール
プロパン
トルエン
エタノール
酢酸ブチル
エチルベンゼン
1-ブタノール
N.Nジメチルホルムアミド
ヘキサン
シクロヘキサン
ガソリン
アセトアルデヒド
トリチルアミン
 
IIB   エチレン   エチルメチルエーテル
ジエチルエーテル
 
IIC 水素       二硫化炭素
上記表の   で囲まれたガスが対象となります。
爆発性ガスの分類IICの水素や、温度等級T5以上の二硫化炭素は対象外です。

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