レーザ加工機 MELLASERML3122CV-12XM 特長
基本情報
形名 | ML3122CV-12XM |
概要 | 自動車、産業機械など幅広い業界で採用されるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の量産レベルの加工に、高生産性と高加工品質、さらには低ランニングコストで応える三次元レーザ加工機 |
標準価格 | - |
発売状況 | 発売中 |
特長
高品質なCFRP切断を実現する当社独自の発振器
CFRPを高品位、高速に加工するため、発振器と増幅器を同一筐体に統合した Integrated MOPA(i-MOPA)方式のCO₂レーザ発振器を開発
・急峻なパルスと高出力を両立させた新開発三軸直交形発振器
・樹脂への吸収率が高いCO2レーザ発振器を採用
・CFRP切断に最適化したビームプロファイルを実現
CFRPのシングルパス切断を実現する新開発加工ヘッド
レーザ光を1回照射するだけでCFRP材の切断が可能なシングルパス加工ヘッドを開発
・立体形状にも対応する独自のCFRP切断用三次元加工ヘッド
・加工時の熱影響を低減する新開発回転式ガスノズルを採用
・倣いセンサ搭載によりCFRP材表面への追従が可能
CFRPの高速・高品位三次元加工
●発振器と増幅器を同一筐体に統合したIntegrated-MOPA(※1)方式の三軸直交形炭酸ガスレーザ発振器を世界で初めて(※2)製品化し、これまでの工法では困難だったCFRPの高速・高品質加工を実現。切削加工やウォータジェット加工など既存の工法の約6倍となる世界最速(※2)クラスの加工速度で生産性向上に貢献。
●三次元加工ヘッド側面に回転式サイドガスノズルを搭載することで、加工時に発生する高温の材料蒸気や粉塵を端材側へ除去、材料への熱影響を抑制し、従来のレーザ加工では達成できなかった高品位な加工を実現。
※1:Master Oscillator Power Amplifier(主発振器出力増幅器構成)
※2:2021年10月5日現在。当社調べ
環境に配慮した低ランニングコスト加工
●非接触加工のため工具などの消耗部品も少なく、低ランニングコスト加工を実現。
●廃液などの廃棄物も発生しないため、産業と技術革新の基盤づくりや環境面への配慮などSDGsの取り組みにも対応したサステナビリティにも貢献。