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Factory Automation

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屋内用負荷開閉器

屋内用負荷開閉器

さらなる使いやすさと安全性を追求!
電気の安定供給に貢献します!

負荷電流の開閉性能と断路性能、さらに短絡事故状態での投入性能を有する機器です。ヒューズとの組合せで短絡保護も可能となり、ストライカ引外し機能を持つものは、主遮断装置としても使用されます。

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製品特長

高圧交流負荷開閉器はさらに使いやすくなりました。

三菱の屋内用高圧交流負荷開閉器『Gシリーズ』は電気設備の安全と電気の安定供給に貢献します!

互換性と安全性・柔軟性・作業性を追求したLBS『Gシリーズ』は、従来機種との据付寸法互換性や電動操作式で高機能品をラインアップ、引外しコイルの後取付け対応やバリヤの着脱作業性の向上など、お客様のニーズにお応えして、さらに使いやすくなりました。
ビルや工場などのさまざまなシーンで、電力の安定供給をサポートします。

屋内用高圧交流負荷開閉器Eシリーズ

互換性

取付けは従来品と寸法互換があり、更新時の盤側改造工事が不要です。

新旧取付け互換により、三菱の負荷開閉器は、短時間での更新工事が可能です。

※一部寸法互換の無い製品があります。

安全性

電動操作式で機械的ストライカ引外し機構付きの高機能品を追加ラインアップ。(CL-LB、CL-LDヒューズ搭載時)

●SCL-GMS1□ ●SCL-GMS2□

さらに引外しコイルを標準付属しているので、地絡継電器と接続して地絡保護が可能です。

※SCL-GMN3□以外の電動操作式に標準付属。

柔軟性

引外しコイルをオプション化することで、形名をSCL形へ統一しています。

●SCL-GHS1R ●SCL-GHS2R

引外しコイルはお客様での取付けが可能です。製品購入後にお客様での引外しコイルの後取付けを可能としましたので急ぎの仕様変更にも対応可能です。

※フック棒操作のみ。

作業性

絶縁バリヤの着脱作業性の向上を図っています。

絶縁バリヤの着脱作業は、バリヤ取付け部品をワン
タッチで取外す工具レスとなっています。
また、相間・側面バリヤが同一品なので
取付け間違いを防止します。

<Gシリーズ>負荷開閉器の概要

■高性能化の追求

入切表示スイッチ1C付

入切表示スイッチ1C付

  1. ①定格過負荷遮断電流 ; 1200A×3回可能
    SCL-GH□2R、SCL-GHF3R形の定格過負荷遮断電流(1200A)耐用回数3回を可能とし、延命化を実現しています。
  2. ②定格短絡投入電流 ; 3回可能
    SCL-GHS2R、GHF3R、SCL-GRF2□、GRF3□形の定格短絡投入電流(12.5kA)耐用回数3回を可能としています。
  3. ③裕度ある絶縁設計
    従来のEシリーズと同様、モールド絶縁ベース、絶縁ロッドの表面漏洩長を増やし裕度を持たせているため、点検時は埃をはらう程度の簡単な清掃手入れで済ませることが可能です。

■使う身になってより使いやすく

入切表示スイッチ

入切表示スイッチ
1C+引外し回路スイッチ1C付
※補助スイッチ1Cから2Cへの改造は、取付部品が1Cと2Cで異なりますので、補助スイッチ1Cを取外して2C用の部品をご購入ください。

  1. ①引外しコイルの後取付けが可能
    • 引外しコイルの後取付けが可能となり、ご購入後の仕様変更にも対応できます。
  2. ②補助スイッチはAC/DC共用で後取付けが可能
    • 入切表示スイッチ、引外し回路スイッチ
      ご要求により、負荷開閉器の入切表示スイッチ(最大2C)、引外しスイッチ(最大1C)は組合せて2C接点まで取付可能です。
    • ヒューズ動作表示スイッチ
      負荷開閉器の入切表示スイッチとは別に、ストライカ引外し動作を表示するヒューズ動作表示スイッチ(1C接点)もご要求により取付可能です。
ヒューズ動作表示スイッチ1C(ヒューズ可動形)

ヒューズ動作表示スイッチ1C
(ヒューズ可動形)

ヒューズ動作表示スイッチ1C(ヒューズ固定形)

ヒューズ動作表示スイッチ1C
(ヒューズ固定形)

絶縁バリヤの取外し

絶縁バリヤの取外し

  1. ③絶縁バリヤの後取付が容易
    • 絶縁バリヤの着脱作業を工具不要のワンタッチ着脱方式に変更し、作業性を向上させています。
    • 相間バリヤと側面バリヤは同一形状としていますので、取り付け間違いを防止します。
  2. ④互換性重視!取付寸法、ヒューズ寸法変更なし
    数十万台の使用実績から互換性重視とし、据付寸法、相間・端子間寸法、ヒューズリンク寸法は変更していません。

■安全設計に徹しています

ストライカ引外し機構

ストライカ引外し機構

  1. ①電動操作式にストライカー機構を追加
    電動操作式に「機械的ストライカー引外し機構付き」の機種を追加しました。
    (SCL-GMS1R、GMS2R形)従来品に比較してより安全設計になっています。
    また、電動操作部を制御装置に内蔵し省スペース化を実現しています。
    (SCL-GMN3□形は除く)
  2. ②ストライカ引外し機構が負荷側で安全
    ストライカ引外し機構が、負荷開閉器部及びヒューズ部分の負荷側に設けられていて、電源側周辺は簡潔な絶縁設計になっており、また開閉器を切った時、ストライカ引外し機構の点検を行うことも出来て、安全設計になっています。

ストライカ付ヒューズ

ストライカ付ヒューズリンクストライカが飛び出していない場合(左)と飛び出した場合(右)

ストライカ付ヒューズリンク
ストライカが飛び出していない場合(左)と飛び出した場合(右)

  1. ①CL形(形番LB)ストライカ付ヒューズリンク
    これは従来のCL形(形番なし)の動作表示装置の動作を強力にしてストライカ付としたものです。従って外形寸法は従来と同一です。
  2. ②拡大された変圧器容量
    ヒューズリンクCL-LD T88Aまで組合せ可能で、6.6kV三相変圧器1000kVA、6.6kV単相変圧器500kVAまで適用できます。(SCL-G□□2□)
  3. ③繰返し過電流性能
    JIS、JEC規格の100回に対し3000回(変圧器、コンデンサ回路)の保証です。
  4. ④小電流遮断性能
    3600秒溶断電流まで遮断可能です。(CL-LB形)

フック棒操作式

ストライカ引外し式の性能と動作協調

■概要

限流ヒューズは、一般に大きな故障電流の遮断は得意でも、ヒューズ定格電流の2~3倍というような過負荷電流域では遮断不能になるという問題が残っておりました。
また、たとえヒューズのI-t 特性曲線上で遮断可能範囲の広いヒューズであったとしても、点Pのような本来のヒューズの保護領域でない領域で万一動作した場合(例えば非常に稀な現象とは考えられますが、変圧器励磁突入電流のような過渡電流とか、過負荷電流でヒューズエレメントが万一劣化した場合、また長年の使用期間中のくり返し負荷電流でヒューズエレメントが劣化して動作した場合等)必ずしも遮断可能とは限りませんでした。
さらにヒューズが単体でどんなに小電流遮断性能がよくても、過負荷電流でヒューズが1本のみ動作して欠相になる等の問題があります。
以上のような問題点をこのSCL-GHS1R/S2R・GMS1R/S2R形(ストライカ引外し式)ではヒューズのストライカ(強力動作表示棒)による開閉器の自動的機械的トリップ(ストライカ引外しという)により改善し、一層の安全性の向上と高性能化を図ったものであります。

ストライカ引外し無
ヒューズ付負荷開閉器
ストライカ引外し式
ヒューズ付負荷開閉器
による遮断性能の向上

ストライカ引外し無ヒューズ付負荷開閉器/ストライカ引外し式ヒューズ付負荷開閉器による遮断性能の向上

■ストライカ引外しにおける動作協調

ストライカ引外しを行うこのヒューズ付負荷開閉器では、ヒューズと負荷開閉器に次のような機能が必要です。
①ヒューズのストライカの突出力は、負荷開閉器を機械的にトリップさせる十分な大きさをもっていること。
②ヒューズの小電流遮断不能領域において、ヒューズ溶断後、ヒューズが破壊する以前に負荷開閉器は遮断動作を完了すること。すなわち、つぎの時間関係を満足している必要があります。

ヒューズ溶断後ヒューズが
破壊するまでの最小時間
負荷開閉器の最大遮断時間

③負荷開閉器の過負荷遮断容量は次の条件を満足すること。

負荷開閉器の
過負荷遮断電流
負荷開閉器の最小開極時間より、ヒューズの最終遮断相の遮断完了
時間が上回る電流の最大値(下図のクロスポイント電流)

②③の間の関係を示します。

ストライカ引外しにおける動作協調

ストライカ引外しにおける動作協調

■ヒューズ動作による欠相の保護も同時達成

ヒューズは三相のうち一本でも動作すると、負荷開閉器は遮断動作を開始します。このようにストライカ引外し式ではヒューズ動作による欠相の保護も同時に達成いたしました。

■地絡短絡時の動作協調

電圧引外し装置付で高圧地絡継電器と組合せて使用する場合、地絡と短絡事故が同時発生した時でも確実に遮断する必要があり、その条件は次の通りです。

負荷開閉器の
過負荷遮断電流
組合せヒューズの最大定格品の動作特性において、
地絡継電器の最小動作時間と開閉器の最小開極時間の
合計時間に対応する電流

遠方手動操作式

特徴

  1. (1)負荷開閉器本体ブレードは、手動操作スピードに無関係に速入・速切動作をします。
  2. (2)開閉器本体と操作器の連結レバー⑪は、任意の角度に調整できますから、開閉器本体との取付関係位置を自由に選択できます。
  3. (3)手動操作器は、無励磁ロック形電磁インターロック装置と錠前を設けた機械的鎖錠装置を備えています。
  4. (4)開閉器据付後でも、絶縁バリヤが容易に後取付できます。
  5. (5)ご要求により開閉器本体に入極限・切極限で動作するリミットスイッチ各1C接点付も製作いたします。

手動操作器

インターロック回路(①鎖錠ピン挿入時)

インターロック回路(①鎖錠ピン挿入時)(注)インターロック電圧がDC24、48Vのときは(P1)→(+)、(P2)→(-)となります。

  1. (1)インターロック回路
    系統遮断器が開極時のみ開閉器の操作が可能となるよう、遮断器の補助接点(b接点)をインターロックコイルに接続してください。電磁インターロックコイルは電圧の区分を確認の上ご使用ください。インターロックコイルは、鎖錠ピン①を抜くと連動スイッチ④が働き、インターロックコイルが励磁されて、インターロックピンが動作しロックが解除され開閉器の開閉操作が可能となります。
  2. (2)手動解除ピン(標準装備)
    インターロックコイル⑥は無励磁ロックです。インターロック電源を開閉器二次側より取った場合、開閉器開放時にはインターロック電源が無くなり、電気的インターロック解除ができず手動による解除が必要となります。そのための手動解除ピンを標準装備しています。
  3. (3)クロスインターロック接点(オプション)
    鎖錠ピンAの抜差しに連動させて動作するクロスインターロック接点(1C)を設けることもできます。

鎖錠ピン連動スイッチ及びクロスインターロック接点の定格

使用
マイクロスイッチ
AC負荷 DC負荷
電圧
(V)
電流(A) 電圧
(V)
電流(A)
抵抗負荷 誘導負荷 抵抗負荷 誘導負荷
AC/DC共用 X-10G 125 10 6 125 10 6
250 3 1.5 250 3 1.5

※1. 誘導負荷は力率0.4以上(AC)、時定数7ms以下(DC)の値です。

インターロックコイルの定格

インターロックコイル記号 A B C D
定格電圧(V) AC100/110, DC100/110/125 AC200/220, DC200 DC24 DC48
電圧変動範囲(V) AC 85~121 170~242
DC 85~137 170~220 21~26 41~52
保持電流(A) 0.09 0.057 0.41 0.21
AC耐圧(kV) 2(1分間)
  1. 注1.手動操作器に付属の補助スイッチ⑫は開閉表示用でインターロック接点としては使用できません。
    インターロック用にはクロスインターロック接点と補助スイッチ⑫の接点を組合せて使用するか、または開閉器本体の動きを検出する入・切リミットスイッチをご使用ください。
  2. 注2.補助スイッチ⑫は2a2b付が標準ですが、ご要求により3a3bが取付けられます。

電動操作式

SCL-GMS□□・GMF□□形負荷開閉器用

制御回路(AC・DC回路)

  • M:直流電動機
  • LS1:開閉位置検出用リミットスイッチ
  • LS2:制御用リミットスイッチ
  • LS3:引外し回路スイッチ
  • X1~4:フォトMOSリレー
  • X5:パワーリレー
  • D1~4,D16,D17:ダイオード
  • R1~R15:抵抗器
  • C1~3 : 停電補償用コンデンサ
  • C4~6:ノイズ吸収用コンデンサ
  • ZNR1~4:サージアブソーバ
  • ZD1~3:定電圧ダイオード
  • Q1~Q2v:パワーMOSFET
  • Q3:IGBT
  • TC:引外しコイル
  • LED1:電源ランプ(橙)
  • LED2:バックアップランプ(緑)
  • PTC : PTCサーミスタ

制御装置は開閉器本体に組込まれているため、端子台に6本の配線を接続するだけで操作可能となります。万一閉路動作中に制御電源が喪失しても、停電補償回路により途中で停止することなく完全投入位置まで動作します(停電補償機能は、操作ハンドルが動き出してから、完全投入位置までの補償機能です)。

電動投入操作

  1. a.制御回路に制御電源を接続すると、LED1が点灯するとともに、Q2の作動と停電補償回路のC1~C3が充電を始め、LED2が点灯します。
  2. b.開閉器が開路状態で入指令が与えられると、X2bを介してX1が作動し、LS1およびX1aを介して、X5およびQ3が作動し、電流がX5a、M、X5a、Q3の順に流れ、Mが回転を始めます。同時にX4が作動し、X4aを介してX5、Q3が自己保持されます。操作機構内のカムがしばらく空転した後、LS2が作動し、手動操作ハンドルが投入側へ回転します。
  3. c.手動操作ハンドルが回転し始めると、LS1が作動すると同時にX2bが作動して、X1およびX4が停止し、入指令によるX5、Q3の自己保持が解除されますが、LS2の作動によりX5、Q3は作動し続けます。なお、手動操作ハンドルの回転中(LS1の動作後)に制御電源が喪失しても停電補償回路のC1~C3により完全投入動作することができます。
  4. d.手動操作ハンドルを投入側へ回転させて、引外しばねを蓄勢し、ラッチで保持することにより投入動作が完了します。
  5. e.投入動作完了後、さらにカムが空転してLS2が作動すると同時にX5およびQ3が停止し、X5b、R14、R15を介して発電制動回路が形成され、Mは急速に停止します。
  6. f.なお、入指令が継続されておれば、Q1およびX2が作動したままとなり、ポンピング(繰返し投入動作)防止が働きます。ポンピング防止を解除し、投入操作を行うには、入指令を解除し、Q1およびX2を停止させる必要があります。

電圧引外し操作

  1. a.開閉器が投入状態のとき、継電器または押しボタンスイッチにより切指令が与えられるとトリップコイルが励磁され、ラッチの係合が外れて引外しばね力により開放動作を行います。
  2. b.開閉器は主ブレードに設けられた速切機構により消弧室で電流遮断を行ったあと、引外しばね力により完全開放位置まで達します。
  3. c.トリップコイルは瞬時定格ですが、切指令が継続されても引外し回路用リミットスイッチLS3が作動(OFF)することにより、コイル焼損の心配はありません。ただし、フック棒で本体を投入側に押えたまま切指令が継続されると開路動作せず連続通電となり、コイルが焼損しますのでご注意ください。

端子台

端子配列に従って正しく接続してください。
端子台の適合圧着端子は右図になります。
制御電源DC仕様時は、端子番号1が必ず(+)極となるように接続してください。
切信号はAC、DC共用となっておりますが、端子番号5が必ず(+)極となるよう接続してください。
※3、4番端子には電圧を印加しないでください。

制御電源の種類と容量

投入操作用制御電源はAC100/110VとDC100/110Vの2種類をラインアップしております(ご注文時にオプションコードでご指定ください)。
引外し操作用制御電源はAC100/110VとDC100/110Vが共用です。
開閉器操作時の電流値および時間は下表のとおりですので、余裕のある電源容量およびケーブルサイズを選定してください。

操作 制御電源 制御電源電流値 操作時間(秒) 指令用スイッチ
始動時(A) 減衰時定数(秒) 動作時(A)
投入操作 AC 100/110V 16.0(波高値)
4.5(実効値)
0.3 2.5(実効値) 約1.5 DC200V 0.02A以上
0.2秒以上ワンショット接点
DC 100/110V 19.0 0.2 1.5 約1.5
引外し操作 AC 100/110V ̶ ̶ 5.0(実効値) 0.1以下 AC/DC110V 10A以上
0.2秒以上ワンショット接点
DC 100/110V ̶ ̶ 7.0 0.1以下
備考 制御電源電流波形(AC操作時)制御電源電流波形(AC操作時) 引外し操作電流波形(DC操作時)引外し操作電流波形(DC操作時)

選定及び適用のために

地絡継電器と組合せた場合の回路例

地絡継電器との組合せ回路例を示します。
押しボタンスイッチによる「切」操作を行う場合は、a-c間に押しボタンスイッチを追加してください。

制御電源を変圧器一次側VTから取った場合

注.制御電源を変圧器の一次側でVTを通して取った場合、SCL-G□□□□-T□□形(電圧引外し装置付)負荷開閉器には操作軸と連動する引外し回路スイッチが必要になります。標準品では引外し回路スイッチは付属していませんので引外しコイル焼損防止のために必ず引外し回路スイッチを取付けてご使用願います。

制御電源を変圧器一次側VTから取った場合

制御電源を変圧器の二次側から取った場合

制御電源を変圧器の二次側から取った場合

遠隔「切」操作を行う場合の回路例

押しボタンスイッチにより遠隔「切」操作を行う場合の回路例を示します。

押しボタンスイッチで遠隔「切」操作をした場合

押しボタンスイッチで遠隔「切」操作をした場合