30分毎の電力量(30分タイムデータ)を保持(当日含め45日分)し、B/NET伝送により30分タイムデータの取得が可能です。時間帯別使用電力量の管理ができます。
※ M8FM本体での30分タイムデータの確認はできません。
従来、順方向電流と逆方向電流を計測する場合、電力量計が2台必要でしたが、双方向計量計器では、順方向電流と逆方向電流の電力量を1台で計測することが可能です。
※1 お客様にて検定申請された場合は、B/NET伝送によって検定有効期限を登録することが可能です。
※2 各B/NET上位装置との対応状況は下表を参照ください。
◎:対応(⾃動収集)、○:対応(⼿動収集)、-:未対応
区分 | 内容 | B/NET上位装置対応状況 | |||
---|---|---|---|---|---|
省エネデータ 収集サーバ EcoServerⅢ |
集中自動検針 システム B-AMシリーズ |
統合検針 システム |
シーケンサ インタフェース ユニット B-QIF/B-RIF (注) |
||
計測 管理 データ |
計量状態 (動作・無負荷・逆電流) |
- | ○ | ○ | ○ |
誤結線判別情報 (中性線誤接続、各相逆電流) |
- | ○ | ○ | ○ | |
計器種別 (相線式、定格電圧、定格電流) |
- | ○ | ○ | ○ | |
製造年 | - | ○ | ○ | ○ | |
製造番号 | - | ○ | ○ | ○ | |
検定有効期限 | - | ○ | ○ | ○ | |
計測 データ |
電⼒量(受電・送電)現在値 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
30分電⼒量(受電・送電) | - | ◎ | - | ◎ | |
10分電⼒量(受電・送電) | - | - | ◎ | ◎ | |
1分電⼒量(受電・送電) | - | - | - | ◎ | |
電流現在値 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
電圧現在値 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
電力現在値 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
力率現在値 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
電流最大値 | - | ○ | ◎ | ◎ | |
電力最大値 | - | ○ | ◎ | ◎ | |
接点入力情報 | - | - | ◎ | ◎ | |
その他 | B/NETアドレス自動設定 | - | ○ | ○ | - |
B/NETアドレス表示 | - | ○ | ○ | ○ |
※ B/NET上位装置対応予定時期
省エネデータ収集サーバ : 今秋対応予定
集中⾃動検針システム : 今秋対応予定
統合検針システム : 来春対応予定
注:M8UMシリーズと仕様が異なりますので、M8UMシリーズから置換えの場合、ラダープログラムの変更が必要です。
ブレーカの接点信号(警報・補助)などの無電圧接点信号(2点)を入力し、上位装置へ伝送できますので、接点状態の監視が行えます。
B/NET伝送を活用したアドレス設定により設定作業の省力化及び設定間違いを防止します。
■設定方法①
事前にB/NETアドレスを上位装置へ登録し、電力量計の設定スイッチを押下することでB/NETアドレスの設定が可能です。
■設定方法②
事前に製造番号とB/NETアドレスを上位装置へ登録することで、B/NETアドレスを自動で設定することができます。
M8FM-BAT形電池モジュール(別売品)の接続により、計器が無通電状態でも計量値の読取りが可能です。