シミュレーションソフトウェア MELSOFT Mirror
MELSOFT Mirrorとは...
生産現場の制御システムをまるごとシミュレーションできるソフトウェアです。
エンジニアリングツール(GX Works3)やSCADA(GENESIS™)、お客さまの自社ソフトウェアと接続することで、設備や装置の挙動を実機レスで机上検証できます。
開発工程のフロントローディングを可能にし、開発スピードを加速させます。
活用法
課題1
机上検証を実行する場面で
装置がない状態でデバッグできるようにプログラムを改変するのに手間がかかる・・・
プログラムの改変によるスキャンタイムへの影響や削除忘れのリスクがある・・・
なら
手間をかけることなく精度の高いシミュレーションが可能 MELSOFT Mirrorでは検証対象のプログラムを改変せずにデバッグ環境を構築することができます。
課題2
机上検証の準備段階で
複数のPLCが含まれるシステムをデバッグしたい・・・
実機を揃えてデバッグ環境の準備をするのに手間がかかる・・・
なら
実機レスでシステム全体のシミュレーションが可能
ネットワークを含めたシステム構成を仮想空間上で構築できます。
実機レス・物理的な接続作業ナシで、装置組上げ前に手軽にシステム全体の制御プログラムを机上検証できます。
課題3
動作確認の場面で
装置の機械的な動作確認とPLCプログラムのデバッグをわけて実施しているため、現場での不具合が発生しやすく手戻りの対応が多い・・・
装置が複雑で、高速で動くほどトラブルが起きやすくなり、既存のシミュレータで十分な確認ができない・・・
なら
外部ツールとの時間同期により、プログラムおよび装置の正確なデバッグが可能
3DシミュレータMELSOFT Geminiと時間同期させ、I/Oやシンプルモーションにより3D空間内の装置を操作できます。
装置の部品の位置関係や動作パラメータを考慮したフィードバックをPLCプログラムに返すことで、 より実機に近い環境でデバッグが可能になります。
課題4
共同作業の場面で
複数人での作業中に不具合が発生したとき、再現方法を伝える作業、または大規模システムを部分的に
作成・デバッグする作業に手間がかかる・・・
シミュレーションがローカルで行われるため、データと情報伝達の共同作業が難しい・・・
同時にシミュレーションできる範囲が限られるため、他局との通信によるロジックの確認が十分に
できない・・・
なら
複数人で同じデバッグ環境にアクセス可能
MELSOFT Mirror1つで、勤務場所に関わらず複数人が同時にアクセスし、共同でデバッグすることが可能です。
情報共有と共同作業が円滑になることでデバッグ作業が効率化し、リードタイムの短縮と全体の品質向上につながります。
導入効果
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応答プログラムとは: 外部機器やネットワークの応答を模擬するために準備するもの。
机上検証するために、実際の設備で使用する制御プログラムの編集(=応答プログラムの作成/削除)が必要。
MELSOFT Mirrorを使用すれば・・・
机上検証での課題を解決でき、
開発工程でのフロントローディングと開発工数の短縮が可能!
特長
直感的な操作性でシミュレーションや装置の見える化もスムーズ
ブラウザの起動からGX Works3でのモニタまで、実際の設定手順を動画でご覧いただけます。
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システム構成の設定
ブラウザでMELSOFT Mirrorのハードウェア構成画面を開き、シーケンサの形名をプルダウンで選択するだけ。
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GX Works3とMELSOFT Mirrorの接続
GX Works3の「接続先設定」に、MELSOFT Mirrorへの接続情報をコピー&ペースト。
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制御プログラムの読み書き・モニタ
GX Works3でシーケンサの実機に接続した場合と同じ操作で、MELSOFT Mirrorに制御プログラムを読み書き・モニタ。
MELSOFT Mirrorならこんなに便利!
実行速度制御
仮想環境で動作している制御プログラムの実行速度を変化させることができ、効率的な机上検証が可能です。
早送り(×4, ×2)
特定の状況まで早送りして、調査開始までの時間を短縮できます。
スロー実行(×1/2, ×1/4)
詳細なデータ・制御の動きを確認できます。
多言語対応
メニューで言語を選択することで、表示言語(日本語/英語/中国語(簡体字)) を切り替えることができます。
外部のシミュレータまたはアプリケーションに接続して現場に近い環境でのデバッグが可能
現場に近い環境でPLCプログラムをデバッグしながら、システムの他のパーツ(例:GOTやSCADAの画面)の動作を確認することもできます。
また、データ収集ソフトウェアに接続することで、デバッグ効率をさらに向上できます。
MELSOFT Geminiとの連携効果
3Dシミュレータとの連携で装置の動作を可視化
3Dシミュレータと連動させることで、制御プログラムの実行結果を3Dで可視化し、ライン/装置全体の動作を検証できます。
ロジックシミュレータでは気づきにくいメカの干渉もチェックでき、立上げ時の現地調整工数をさらに削減できます。