直列リアクトル
コンデンサ設備の必需品 直列リアクトル
高調波（特に第５調波）に対して回路を誘導性にし、高調波の拡大を防止します。
その他コンデンサ回路の電源投入時に発生する突入電流の抑制や開放時の開閉器の再点弧防止にも効果があります。
ラインアップ
<油入自冷式>直列リアクトル
高調波の拡大を防止すると共に波形歪も改善します。
KR-3形
保護方式として、温度センサを標準装備しています。
コンパクトなサイズで設計されています。
KR-3B形
「国土交通省公共建設工事標準仕様書」に準拠しており、温度種別B（最高周囲温度+50℃）に対応しています。
<油入自冷式>低損失直列リアクトル
KR-S形
低損失設計により、機器の全損失を標準品比約1/2としました。
<乾式モールド>直列リアクトル
RR-1B形
安全性・信頼性を強く求められる受変電設備に最適です。
<乾式モールド>低損失直列リアクトル
RR-1S形
低損失設計により、機器の全損失を標準品比約1/2としました。
<乾式H種>低圧進相コンデンサ用直列リアクトル
KR-LB形
耐熱クラスH種の低圧乾式リアクトルです。
220Vと440Vの仕様を取り揃えています。
<油入自冷式>直列リアクトルと低損失直列リアクトルの比較
省エネ効果
●当社標準品設備容量50Hz300kvarの比較
<乾式モールド>特長、直列リアクトルと低損失直列リアクトルの比較
乾式モールド直列リアクトル（RR-1B形、RR-1S形）の特長
- 小型軽量で省スペースタイプです。
- 防振ゴム、保護カバーを標準装備しています。
- 自己消火性の難燃タイプです。
- 優れた耐久性をもっています。
- 保護機能付きの安心設計です。
- 吸湿による絶縁劣化がほとんどありません。
省エネ効果
●当社標準品設備容量50Hz300kvarの比較
選定のポイント
- 進相コンデンサ容量に合わせて選定します。
- 設置環境（屋内外、周囲温度）に応じて機種を選定します。
- 乾式モールドよりも標準の油入自冷式の方が、コスト面で優位性があります。
- 盤内収納や難燃性の必要がある場合は、乾式モールドを選定します。
- 低損失品を導入すれば、CO2の削減や電気料金の低減が図れます。