平成25年10月から食品加工機械について、安全対策を義務付けた労働安全衛生規則が施工されました。食品加工機械による災害は他の産業に比べ、特に多い状況となっています。
対策として、危険な部分へのガードの設置や、原材料の送給・取出し時の運停止などが義務付けられました。
安全シーケンサと保護装置（安全ガード）を組み合わせることにより、保護装置が付いていないと機械を運転できないインターロック機構を備えた安全な機械として使用できます。
また安全駆動機器と組み合わせることにより、ボタンを押している間のみ低速で回転するホールド・ツゥ・ランを実現できます。

製品の出来を確かめたり、異物を取り除こうとして、手を出した途端にミキサーに巻き込まれる可能性があります。
安全シーケンサと安全ガードによって、稼動中に手を入れられなくなります（インターロック機構）。

Before

After

安全ガードが付いていない時は、駆動安全機器の機能を用いて、安全イネーブルスイッチなどボタンを押しているときだけ低速運転ができます（ホールド・ツゥ・ラン）。

Before

After