[ インバータの役割り ]

(2) モータ回転速度

モータの回転速度は負荷トルクのほかに、極数と印加する電源周波数の大きさで決定されます。
これを公式で示すと次のようになります。

(3) モータ定格トルク

モータの発生する回転させようする「力」をトルクといいます。

通常「力」と言うと直線運動では単位系〔N〕であらわされますが、モータの場合は軸が回転することで「力」を発生しますので「回転運動での力」=トルク〔N・m〕の単位系表現となります。
モータ定格トルクの値は次式で計算することができます。

(4) すべり

モータの回転速度は負荷がかかると、同期回転速度よりずれた(低下した)速度となります。
同期回転速度とのずれの程度を示したのが「すべり」です。

  • 始動時(回転速度ゼロ)は「すべり」が100%となります。 (通常「すべり1」と表現)
    インバータによって周波数を徐々に大きくする(周波数始動と言う)ときには、「すべり」は数%程度です。
  • 定格トルクで運転した場合、「すべり」は3%~5%程度が一般的です。
    負荷トルクが大きく なる(過負荷)と「すべり」も大きくなり、モータ電流も大きくなります。
  • すべりがマイナスということは、回転速度が同期回転速度以上(N>N0)になった場合に相当します。