1.3
サーボの原理・構成
サーボの原理・構成
信号の流れに注目すると、サーボは次のような構成となっています。

ACサーボシステムでは、サーボモータに取付けられたエンコーダからのパルス信号やサーボモータの電流を検出して、サーボアンプにフィードバックすることにより、機械を指令通りに制御します。
このフィードバックには、次の3つのループがあります。
| 位置ループ | エンコーダパルスより作られる位置フィードバック信号により、位置制御を行うループ。 |
| 速度ループ | エンコーダパルスより作られる速度フィードバック信号により、速度制御するループ。 |
| 電流ループ | サーボアンプの電流を検出して、作られる電流フィードバック信号により、トルク制御を行うループ。 |
各ループでは、指令信号とフィードバック信号の差がゼロになるように、制御が行われます。
各ループの応答速度は、次の順に高速です。
速い ← (電流ループ) - (速度ループ) - (位置ループ) → 遅い
また、各制御モードで利用するループは次の通りです。
| 項目 | インクリメンタルエンコーダ (Incremental Encoder) |
|---|---|
| 位置制御モード | 位置ループ、速度ループ、電流ループ |
| 速度制御モード | 速度ループ、電流ループ |
| トルク制御モード | 電流ループ (ただし、無負荷状態では速度制限が必要) |