1.1
電圧の種別と標準電圧
電気設備の保安確保のために電気設備技術基準で、電圧の種別は表1の通り、低圧、高圧、特別高圧の3種類に分類されています。低圧は一般需要家の屋内電路に使用される電圧です。高圧は主として電力会社の配電幹線で使用される電圧ですが、電気を多く使う工場やビルなどの大口需要家などにも適用されています。特別高圧は主として発・変電所、送電経路及び特定需要家向けの配電線路で使用される電圧です。
電線路を代表する線間電圧のことを電路の公称電圧といい、100Vから500kVの範囲内の公称電圧を標準化したのが標準電圧です。標準電圧はJEC 0222で表2に示す値に定められています。わが国の送配電電圧は表2に示す標準電圧 (公称電圧) に統一され、機器類を規格化し、他の送配電線との連係を容易にして電力系統の単純化を図っています。
表1. 電圧の種別
| 交流 | 直流 | |
|---|---|---|
| 低圧 | 600V以下 | 750V以下 |
| 高圧 | 7,000V以下 | |
| 特別高圧 | 7,000Vを超えるもの | |
表2. 標準電圧 (公称電圧)
| 1,000Vを超える公称電圧 (V) | 1,000V以下の公称電圧 (V) |
|---|---|
| 3,300 110,000 6,600 154,000 11,000 187,000 22,000 220,000 33,000 275,000 66,000 500,000 77,000 |
100 200 100/200 230 400 230/400 |