電気設備の保安確保のために電気設備技術基準で、電圧の種別は表1の通り、低圧、高圧、特別高圧の3種類に分類されています。低圧は一般需要家の屋内電路に使用される電圧です。高圧は主として電力会社の配電幹線で使用される電圧ですが、電気を多く使う工場やビルなどの大口需要家などにも適用されています。特別高圧は主として発・変電所、送電経路及び特定需要家向けの配電線路で使用される電圧です。

電線路を代表する線間電圧のことを電路の公称電圧といい、100Vから500kVの範囲内の公称電圧を標準化したのが標準電圧です。標準電圧はJEC 0222で表2に示す値に定められています。わが国の送配電電圧は表2に示す標準電圧 (公称電圧) に統一され、機器類を規格化し、他の送配電線との連係を容易にして電力系統の単純化を図っています。

表1. 電圧の種別

交流 直流
低圧 600V以下 750V以下
高圧 7,000V以下
特別高圧 7,000Vを超えるもの

表2. 標準電圧 (公称電圧)

1,000Vを超える公称電圧 (V) 1,000V以下の公称電圧 (V)
3,300    110,000
6,600    154,000
11,000    187,000
22,000    220,000
33,000    275,000
66,000    500,000
77,000                  

100
200
100/200
230
400
230/400