受電回路方式は、受電設備容量、施設の重要度、電力会社の供給条件や立地条件などによって決定され、6kV級では経済性に重点をおき、1回線受電方式 (T分岐受電) が多く用いられております。
代表的な受電方式を電力供給信頼性の面から見ると、
- 1回線受電方式の場合は、電力会社の供給電路が停止あるいは受電遮断器が故障すると復旧までに長時間の停電となります。
- 2回線受電方式の場合は、1回線のケーブル故障では停電することはありませんが、二重事故に対しては全停電となります。
- スポットネットワーク受電方式 (3回線受電) は、通常、3回線で受電し、それぞれの受電回線に変圧器を設置して2次側を並列に接続する方式です。
1回線が停止しても完全に無停電であり、二重事故のような重大事故が発生しても1回線が残っていれば、負荷を制限することにより、全停電になることはなく、一番供給信頼性の高い受電方式です。
東京、大阪などの都心部では、契約最大電力500kW以上になるとスポットネットワーク受電方式を推奨される場合があります。