2章
配電盤と配電制御機器
配電盤とは、監視制御用機器 (計器、開閉器、継電器等) 及び主回路機器 (遮断器、断路器、変成器等) のいずれか、またはそのいくつかを盤に取り付け、あるいは盤に収納し、配線して電気回路、または機器の監視、制御、保護を最もしやすい形にまとめたものです。配電盤は広い用途に対応するため、その種類は多種多様ですが、変電所について配電盤を大別すると、次の図1のようになります。

配電盤の機能を一言でいえば、「電気を安全に安定的に供給する。」ことにあるといえます。この機能を果たすために配電盤に組込まれる機器、すなわち、電力回路を保護、開閉、制御、変成、監視する電気機器が配電制御機器といえます。
本章では、配電制御機器ごとの詳細な説明に先だって、予備知識として、配電盤と配電制御機器の基礎的な知識を習得していただき、配電盤と配電制御機器全般をマクロ的に理解していただくために、種類、用途、役割、位置付けなどについて説明します。