2.1.1
キュービクル式高圧受電設備
キュービクル式高圧受電設備は、高圧需要家が電力会社から受電するために用いる受電盤で、公称電圧6.6kV、系統短絡容量12.5kA以下の回路に用いられ、受電設備容量4,000kVA以下の受電設備に適用されます。
キュービクル式高圧受電設備は、主遮断装置の違いによってCB形、PF-S形の2種類があります。

キュービクルの種類 (JIS C4620)
| 形 式 | 主遮断装置 | 受電設備容量 |
|---|---|---|
| CB形 | 遮断器 (CB) | 4,000kVA以下 |
| PF-S形 | ヒューズ付負荷開閉器 (PF付LBS) | 300kVA以下 |
一口メモ
配電盤の構造には、メタルクラッド、コンパートメント、キュービクルの3種類があります。
メタルクラッドは、機器ごとに接地された金属板で仕切られ、手指などが入らず、機器に爆発性の事故が発生しても他の機器に波及しない構造で、最も高価です。
コンパートメントは、機器ごとの仕切りが絶縁物で出来ていますので、爆発性の事故に対する強度がメタルクラッドよりも低くなっています。
キュービクルは、機器ごとの仕切りが全く無いか、あっても一部分という構造です。盤の扉を開けると手指が入り、電気の知識のない人には危険ですが、低価格で、最も多く使用されています。