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1.5
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電力と電力量、有効電力、皮相電力、無効電力
- 電力と電力量
電気が単位時間にする仕事の量を電力Pといい単位はワット[W]を用います。
また電気がある時間内にした仕事の総量を電力量といいます。
これは電力P[W]とその電力を使っていた時間との積で表わされます。
- 電力・有効電力
直流回路の電力は回路に加えた電圧と、流れる電流の積で求められます。
交流回路の電力 (有効電力) は瞬時電力 (瞬時電圧と瞬時電流の積) の一周期間の平均値と定義されます。
この定義に基いて計算した結果として、単相回路の場合、P=VⅠcosφ の計算式が求められます。
三相交流回路の電力 (有効電力) は P=√3× (線間電圧V) × (線電流I) × (力率 cosφ) で求めます。
- 皮相電力
電圧と電流の積を皮相電力といい、単位は[VA]で表わします。
- 無効電力
電圧と電流の積にsinφを掛けたものを無効電力Qといい、単位は[var]で表わします。 Q=VⅠsinφ
無効電力が大きい程、電流や皮相電力が大きくなり電線路のロスが大きくなったり大きな電力設備が必要となります。
したがって電動機などの無効電力 (無効電流) をコンデンサの無効電力 (無効電流) で打消して回路の無効電力を削減するいわゆる力率改善が実施されます。
