3.5
定格感度電流の選定
漏電遮断器の定格感度電流の選定をする際は、不必要な動作(不要動作、誤動作)についての検討も必要です。
電線と大地との間は擬似的にはコンデンサとみなされます。
交流の電気を利用している現在の電気設備環境では、電路の絶縁抵抗が正常であっても、電線と大地との間に存在する浮遊静電容量を介して常時いくらかの漏洩電流が流れていることになります。
これを常時漏洩電流といい、電線の種類、電線の大きさ、漏電遮断器設置点から負荷機器までの電路の長さなどが定まれば概略計算できます。
この常時漏洩電流によって、漏電遮断器が不要動作しないように定格感度電流を定めることが必要です。
