一般に引外し方式は(直流)電圧引外し方式、コンデンサ引外し方式、過電流引外し方式、不足電圧引外し方式があり、その概要、適用例および考慮すべき事項を下表に示します。

引外し方式 概要 適用例(回路図) 適用上考慮すべき事項
1 (直流)電圧引外し方式 別電源の低圧回路、もしくは受電点に設けられた所内電源主変圧器の二次回路から充電器を介してバッテリを常時充電し、保護継電器接点などにより引外しコイルに電圧が印加されることにより、遮断器が引外しされる方式です。 バッテリからの距離と接続ケーブルの太さによって発生する電圧降下により、遮断器端子電圧が規定値以下となることがあります。
2 コンデンサ引外し方式
(交流電圧引外し方式)
別電源の低圧回路、もしくは遮断器の主回路に接続された変圧器二次電圧によって、コンデンサを充電し、保護継電器接点により引外しコイルに電圧が印加されることにより遮断器が引外しされる方式です。 (ⅰ)

遮断器の動作責務によって、コンデンサの容量を適切に選択しないと遮断器が動作しないことがあります。


(ⅱ)

遮断器が動作するたびに充放電を繰り返すため、コンデンサの寿命が短くなり、定期的に取り替える必要があります。