引外し方式 概要 適用例(回路図) 適用上考慮すべき事項
3 過電流
引外し方式
遮断器の主回路に接続された変流器二次電流が電源となり、変流器二次端子を閉じていた保護継電器のb接点が開くことにより遮断器の引外しコイルに流れ、引外しコイルを励磁して遮断器が引外しされる方式です。 (ⅰ)

変流器の負担VAと過電流定数が不足すると事故時に遮断器が動作しないことがあります。(注)


(ⅱ)

事故電流、特に定格遮断電流領域の場合、継電器が動作するまで過電流が流れ、また、過大電流で動作したとき、接点の損傷に注意する必要があります。


(ⅲ)

地絡保護で、GRとの組合せやDGR+MGX-1との組合せは52aの接続が必要です。(コイル焼損防止)

4 不足電圧
引外し方式
不足電圧引外し装置に印加されている電圧の低下によって、遮断器が引外しされる方式。
引外しコイルが直接に制御電源に接続されるものを直接式、保護継電器を介して制御電源に接続されるものを間接式といいます。
不足電圧引外し方式は一般に過電流引外し方式、あるいはコンデンサ引外しされる方式などと併用されます。
無電圧状態で点検のため遮断器を動作させる場合、不足電圧引外し装置をロックする必要があり、点検終了時にはロック解除を確実に行う必要があります。

(注)詳細はeラーニング計器編 2.3選定(キュービクル式高圧受電設備用)をご参照ください。