3.4
系統連系用継電器の選定
(3) 上位系統事故対策
上位送電系統事故で当該連系系統の電源が喪失した場合にも分散型電源設備を電力系統から解列させます。
このため次の継電器を設置します。
a. 単独運転になった場合、分散型電源設備から電力系統側へ有効電力が流出します。
この逆電力を検出するのに RPR(逆電力継電器)を使用します。
なお、逆潮流が認許されている場合には RPRは使用できません。
単独運転:電力系統事故時に需要家の発電機が電力系統から解列されないで電力系統を充電する状態で運転される
ことを単独運転と呼んでいます。
b. 分散型電源設備の発電機出力よりも負荷を大きくして運転しますので単独運転になった場合、発電機が過負荷となって
周波数が低下します。
この周波数低下を検出するのに UFR(周波数低下継電器)を使用します。
c. なお、特別高圧系統に連系する場合には、上位系統事故時の電圧低下でマグネットスイッチが開放して発電機が
軽負荷となり周波数が上昇します。
この周波数上昇を検出するのに OFR(周波数上昇継電器)を使用します。