3.1.4 電圧変動率

変圧器の一次側に加える電圧が一定でも、負荷の大小によって二次端子電圧は変化します。
もし、この変化が大きいと、全負荷時と軽負荷時とでは、端子電圧に非常に差があることになります。
この負荷の大小によって二次端子電圧の変化する割合を示すものが電圧変動率です。

E2  :定格二次電圧(定格出力で定格二次電圧が出るように一次電圧を加える)
E'2 :一次電圧を変えないで、負荷を取り去ったときの二次電圧

実際には、定格負荷をかけたり、取り去ったりすることは困難なため、計算により導き出しますが、負荷の力率によって大きく変化し、最大で使用する変圧器の短絡インピーダンス(%)と同じ値になります。

変圧器負荷率と二次端子電圧の関係を右図に示します。


3.1.5 負荷と効率の関係

損失のうち、無負荷損は負荷に関係なく一定であり、負荷損は負荷電流の2乗に比例しますので、負荷と効率の関係は右図のようになります。
効率が最大になるのは無負荷損=負荷損のときで、三菱油入変圧器の場合は定格出力の40%くらいのところになります。