3.6
DC:診断率/CCF:共通要因故障

診断率(DC)とは、安全システムの各コンポーネントに使用されている診断手法の診断率です。診断で検出される危険側故障の発生確率と、全危険側故障の発生確率の比で定義されます。
共通原因故障(CCF)とは、単一の事象によって引き起こされた複数の部品の故障です。温度やEMCなどの環境,設計不具合やソフトウェアバグなどを含みます。

◆診断率(DC: Diagnostic Coverage)

  • 入力部、演算部、出力部の診断手法についてDCを求める
  • 診断手法と診断率はISO13849-1の付属書E参照
  • DCの値によって、4つのレベルに分類
  • DC
    DCの指定表示DCの範囲
    なしDC<60%
    60%≦DC<90%
    90%≦DC<99%
    99%≦DC
  • 複数チャンネルがある場合は、平均診断率(DCavg)を求める

◆共通要因故障(CCF: Common Cause Failure)

  • 二重系(Cat3/4)でも環境、H/W、設計、多様性などの共通要因故障が存在する(温度、EMC環境、設計不具合、ソフトウェアのバグ・・・)
  • ISO13849-1の付属書Fの表に従って点数を求め、65点未満(100点満点)なら追加対策が必要
  • IEC61508-6の共通要因故障の考え方を導入