
「溶接ヒューム」が労働者に神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがあることが明らかになったため、
労働者の健康障害防止措置を規定するため特化則(特定化学物質障害予防規則)等の改正が行われました。
金属アーク溶接等の作業※2を継続して屋内作業場で行う場合は、
全体換気装置※3による換気の実施またはこれと同等以上の措置を講じる必要があります。
また、2022年(令和4年)3月31日までは一部内容の経過措置が定められています。
※2金属アーク溶接等の作業とは、以下に該当する作業です。
・金属をアーク溶接する作業・アークを用いて金属を溶断し、またはガウジングする作業・その他の溶接ヒュームを製造し、または取り扱う作業
(燃焼ガス、レーザービームを熱源とする溶接、溶断、ガウジングは含まれません)
※3「全体換気装置」とは、動力により全体換気を行う装置をいいます。「同等以上の措置」にはプッシュプル型換気装置、局所排気装置が含まれます。
- 排気ファンから遠く離れた場所で
汚れた空気が滞留している。 - マンガンを含んだ溶接ヒュームが排気されず
溶接ヒューム濃度が下がらない。 - 溶接時のヒューム等がうまく排気されず
周辺に堆積する。
- 給気ファンで外気を室内に取り入れる。
- エアー搬送ファンで汚れた空気を搬送し、
換気効率をアップ!
- 集塵機から離れた場所では、
集塵されず周囲に堆積してしまう。
- 集塵機に向かって気流を搬送することで、
集塵機から離れた場所の溶接ヒュームも捕集が可能!
有圧換気扇
最新の低騒音形は、従来よりも静かな運転音を実現。
さらに60cm以上の羽根径で置き換えた場合、
同一羽根径で風量は増加します。
低騒音形をはじめ豊富なラインアップで多様なニーズに
お応えします。
エアー搬送ファン
最大50m (風速0.3m/s時)の長い距離でも
まっすぐ進む気流の力で換気をアシスト。
吹出口の角度を簡単に調整することができ、
狙ったポイントに送風することが可能です。
※エアー搬送ファンは換気扇ではなく、換気をアシストする送風機です。
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動画のエアー搬送ファンは標準タイプ(AH-2009SA)を使用。
気流の最大到達距離は20m(風速0.3m/s時)です。
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