REALで巡る世界の自然
自然写真家 高砂淳二氏が世界を巡り撮影した、息を呑むほど美しい風景を紹介しながら、
REAL 4Kでの写真鑑賞の楽しさをお伝えします。
自然写真家 / 高砂 淳二
宮城県石巻市生まれ。
ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。
海の中から生き物、風景まで、地球全体をフィールドに、自然全体の繋がりや人とのかかわり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。
太平洋 篇
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ロタ島 / 高精細
世界でも有数の透明度を誇り、リーフの目の覚めるようなブルーが忘れられない風景。
南の島の風景写真には、青い海や空、鮮やかな花、透明感のある緑など、多くの情報が写り込みます。そんな自己主張の強い一つ一つのディテールを、REAL 4Kは余すところなく拾い集め、きめ細やかに、忠実に色再現してくれるから、雰囲気がとてもよく伝わってくるのですね。
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ハワイ島 / 色域の広さ(グラデーション)
ハワイ州で唯一の世界遺産、キラウエア火山国立公園の夜景。真っ赤な溶岩を排出し続ける活火山で、生きている地球の鼓動が肌で感じられるスポットです。
漆黒の闇から燃え盛るマグマまで、この写真には、色も明暗も極端に大きな差が同居しています。これらすべてが失われずに再現されることで、撮影時に意図したギリギリの範囲での表現を、自宅でもそのまま感じてもらうことができるのです。
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カウアイ島 / 立体感
ハワイ諸島で最も古く、気が遠くなるほど長い年月が岩肌に刻んだ、深い年輪のような谷から、太古からの地球の営みを感じられるカウアイ島での1枚です。
半逆光でゴツゴツした岩肌や木々の質感・立体感が、テレビという平面に映し出してもみごとに表現されていて驚きました。コントラストの高い写真の暗部と明部にそのディテールが見事に残り、本物の風景を見ているのと同じ感覚を味わっているからだと気づきました。
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ニュージーランド タラナキ山 / 自発光
その美しさと神秘性から、日本では富士山にも例えられるタラナキ山に降り注ぐようにきらめく満天の星達。
肉眼で見ると、見え方の強弱、瞬き具合、微妙な色合いの違いを感じます。それに近い感覚を自宅で味わうには、自発光の大画面テレビが一番でしょう。特に高精細なREAL 4Kは、銀河の塵のような“星屑”から、雲がかかって滲んだ星まで忠実に再現してくれるので、まるで本物の空を見ているかのような感覚になりますね。
- 太平洋 篇
- ヨーロッパ 篇
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- 南米 篇