自動車を買換えるとき

自動車を買換えるときは、自動車の仕様の確認や、SMART V2Hの再設定が必要です。
自動車をSMART V2Hで利用するために必要なポイントを以下に記載しています。

1. 買換え前の確認事項

1. 「V2H対応の自動車」であることの確認

「V2H対応の自動車」であれば当社「SMART V2H」で利用できます。自動車を買換えるときは「V2H対応の自動車」を選んでください。

なお、自動車の仕様によっては、自動車側の設定が必要であったり、V2Hの機能が制約される場合がありますので、自動車販売店にもお問い合わせください。

V2H対応の自動車とは

  • ・自動車にCHAdeMO(チャデモ)仕様の急速充電口があること ※CHAdeMOとは、EVの急速充電規格です
  • 急速充電口を使ってV2Hで放電できる自動車であること (FCVなど、発電しながら給電できる自動車を除く)

2. 自動車をSMART V2Hで利用する上で知っておいていただきたいこと

自動車のカタログなどに記載されているバッテリー容量(kWh)と、SMART V2Hで利用できる蓄電容量(kWh)は 異なることがありますのでご注意ください。
また、自動車の充電上限(%)や放電下限(%)の仕様によっても利用できる蓄電容量の範囲が狭くなります。

  • ・充電上限(%)について

    SMART V2Hで充電できる容量の上限を電池残量(%)で示したもので、自動車によって異なります。
    自動車によっては、電池残量100%まで充電できないものがあります。

  • ・放電下限(%)について

    SMART V2Hで宅内へ給電できる容量の下限を電池残量(%)で示したもので,自動車によって異なります。
    自動車によっては電池残量0%まで利用できないものがあります。

    なお、充電上限(%)や放電下限(%)は、使用環境や自動車の状態により変わるため、自動車メーカーから公開されていない場合があります。
    公開されていない場合の対応については「(1)EV電池設定の再設定」をご参照ください。

2. 買換え後の再設定作業

自動車を買換えたときはSMART V2Hの再設定が必要です。製品シリーズによって再設定内容が異なります。

EVP-SS60B3シリーズ、EVP-SS60Bシリーズご利用の方の再設定

(1)車両選択の再設定

SMART V2Hが識別する自動車のタイプは2種類(タイプA、タイプB)あり、自動車に合わせて再設定する必要があります。
自動車のタイプの確認方法と再設定の方法はこちら新しいウィンドウが開きますをご参照ください。
なお、タイプを確認するときには対象となる自動車が必要です。

EVP-SS60Aシリーズご利用の方の再設定

(1)車両認証と車両選択の再設定

自動車を買換えるときは、車両認証の再設定、自動車のタイプの再設定などが必要ですが、お客様自身では再設定ができません。
再設定の作業や費用につきましては、お買上げの販売店にご相談ください。スマートフォンを利用しない車両認証方式も準備していますので合わせてご検討ください。

シリーズ共通の再設定

(1)EV電池設定の再設定

自動車の仕様に合わせて、EV電池設定を再設定してください。
SMART V2Hで利用できる蓄電容量(kWh)、自動車の充電上限(%)や放電下限(%)が公開されていない場合は、SMART V2HのEV電池設定の充電上限を80%、放電下限を50%程度に設定して利用を始めてみてください。
設定値を上げたり下げたりすると、SMART V2Hで利用できる蓄電容量の範囲を広げることができます。
自動車の仕様や日々の利用方法に合わせて徐々に設定値の見直しをおすすめします。
EV電池設定の設定操作については、取扱説明書をご参照ください。

シリーズ名の確認方法

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