#039
サーボ
こちらは、
工場でのモノ作りの自動化やロボットの分野で、とても重要な機器じゃ。
ここが便利!
モノ作りの設備の様々な動きを思い通りに設定し、動かすことができる。
ここがスゴい!
お客様のニーズを大切にして開発してきた高度な技術が広く信頼され、業界のシェアはトップクラスじゃ。
あの~、これらの写真は一体、なんでしょうか...。普段見慣れないものばかりです。
これらは工場の製造設備に搭載されておる。モノ作りの現場では、製造設備が規則正しく動いているじゃろ。この動きを可能にしているのが「サーボ」じゃ。
モノ作りの設備
「サーボ」. . . ですか。こちらも聞き慣れないのですが、「サーボ」って、どういう意味なのでしょうか。
あるぞ。こんな感じじゃ。
待ってました...😊//
音声なし。再生時間:46秒
すご~い😲! 「6000r/min」ということは、1分間に6000回転。つまり毎秒100回転もしているのに歯車どうしがぶつかることなく噛み合うって、神業!
サーボがあれば何でも作れそうですね。ところで、三菱電機はいつごろからサーボを作っているのですか。
三菱電機がサーボ事業に参入したのは1983年じゃ。当時既に多くの競合メーカーがサーボを提供していて、当社は実は最後発だったのじゃ。それが今ではトップクラスのシェアを誇るまでに成長しておる。
それは素晴らしいですね。でもどうして、そこまで成長できたのでしょうか。
業界に先駆けて様々なサーボの新技術を開発してきたことがポイントの一つじゃ。例えば、振動対策じゃ。製造装置に「振動」は付きものじゃが、電子部品の実装機のようにミクロン単位の制御が求められる装置には大敵じゃ。この難題をいくつもの開発を重ねることで解決してきたのじゃ。
電子部品の実装
お客様が製品を作るための設備って、本当にいろいろありますよね。乗り越えなければならなかった難題、多かったことと思います。
そうじゃ。そのためには「徹底したお客様志向」であることが大切じゃ。高機能、高性能なサーボを作って売ればいいというわけではない。そのサーボを使って「画期的な装置を一緒に作り、お客様の事業拡大に貢献する」という姿勢が当社のサーボ事業の成長を支えてきたのじゃ。
「お客様志向」のモノ作りって、設計どおりにお客様の製品を作るだけでなく、自動化によって、お客様の労働時間を減らし、職場環境を良くすることにも貢献していると思います。
そのとおりじゃ。さらに効率化を追求することで、お客様の省エネ、カーボンニュートラルへの取組みにも貢献しておるぞ。これからもサーボは「お客様志向」で至高の製品を指向していくぞ。
博士、、、寒い!? 😊。
三菱電機ACサーボシステム MELSERVO-J5
用途に応じた多彩なラインアップを実現。回転型サーボモータからリニアサーボモータ、ダイレクトドライブモータまで幅広く対応し、装置のパフォーマンスを大幅に向上します。
コンセプト
Progressiveness [先進性]
装置の革新的進化のために
基本性能を飛躍的に向上にしたMELSERVO-J5 とCC-Link IE TSNを核としたトータルドライブソリューションで装置の革新的進化を推進し、生産効率向上に貢献します。
Connectivity [接続性]
柔軟なシステム構築のために
CC-Link IE TSNの採用により、IoTとの高い親和性を実現。センサなど、接続可能な機器を大幅に拡大・連携強化し、サーボシステムを核とした新しい価値を創出します。
Usability [操作性]
装置を素早く立上げるために
開発効率化を追求した直感的で使いやすい製品により、お客様の作業負担を大幅に削減します。各ツールの強化・連携により、システム設計から保守までのすべてのシーンで効率アップが可能です。
Maintainability [保全性]
異常時の早期発見・診断のために
メンテナンスフリーの実現だけでなく、異常時の早期発見・診断により、装置のダウンタイムを大幅に削減します。長年培ったノウハウと駆動技術で予知保全を実現し、計画的なメンテナンス作業を実現します。
Heritage [継承]
既存資産の有効活用のために
既設装置をムダにすることなく、構築スピード面とコスト面でのメリットとして、お客様の既存設計資産もしっかりと継承可能です。従来製品からの置換えだけでなく、プログラム資産も最大限活用できます。
取材協力
三菱電機株式会社
名古屋製作所 ドライブシステム部
岡室 貴士
「岡室さん、サーボの開発と市場動向について一言お願いします。」
各種製造装置の可動部分に使用されるサーボシステムを開発・製造し、国内外の装置メーカー等に提供しています。この製品はモータの回転角度を指令通りに制御するものです。高速・高精度の位置決め制御が必要な液晶ディスプレイ、スマートフォン、半導体等の製造装置に広く使用され、お客様の製品の高品質化、低コスト化に貢献してきました。近年では、カーボンニュートラルで注目されているEVに使用されるバッテリーや太陽光発電パネル製造装置への適用も増えており、省エネ化システムの開発や、省資源で生産できるモータの開発にも注力して取り組んでいます。