スリムZR 特長
省エネ性
- ※1店舗・事務所用パッケージエアコンP40・P45・P63・P112・P140・P224・P280形において。4方向天井カセット形〈i-スクエアタイプ〉接続時。2024年5月13日発売予定(当社調べ)。
- P40P~80形は三相機種の値、P224・P280形は同時ツインの値
- APF2015値はJIS B 8616:2015に準拠した値
省エネの秘密は
① 風路の最適化
風路全体の形状を見直し。吸込部での風速均一化と、吹出部での通風面積拡大で送風損失を低減。
② ターボファンの改善※2
新しい低圧損風路に合わせて、ターボファンの3次元翼の形状を見直し。より効率のよいポイントで風を出すことができ、低入力と低騒音を実現。
- ※2スリムZR:P80~P160形、スリムER:P112~P160形
先読み運転
運転データから推定した空調負荷と、外気温、室温、輻射温度から建物性能※3を学習。少し未来の室温変化を予測し、運転の強さをコントロールします。
外気温が上がってきたので「室温も上がりそうだ」と室温の上昇を先読み。冷房を強めて体感温度の上昇を防ぐからずっと快適。
陽が落ちて外気温も下がってきたので「室温も下がりそうだ」と室温の低下を先読み。冷房を弱めて冷えすぎを防ぐから快適で省エネ※4。
外気温が下がってきたので「室温も下がりそうだ」と室温の低下を先読み。暖房を強めて体感温度の低下を防ぐからずっと快適。
日中に外気温が上がると「室内もあたたかくなりそうだ」と室温の上昇を先読み。暖房を弱めてあたためすぎを防ぐから快適で省エネ※4。
(写真・イラストはすべてイメージです)
また、ムーブアイmirA.I.非対応機種は、外気温、室温から簡易的に建物性能を学習し、先読み運転ができます。
- ※3ここでは室温に影響する性能(断熱性、気密性、広さを総合的に判断したもの)を指します。
- ※4PLZ-ZRMP80HF4での当社環境試験室(38.6m²)において。外気温、空調負荷は当社が独自に想定した夏期/冬期をモデルとして変動。夏期:設定温度を27℃で運転した場合。設定温度到達後4時間における「ムーブアイmirA.I.」使用時(2,446Wh)と非使用時(2,662Wh)の消費電力比較。冬期:設定温度を23℃で運転した場合。設定温度到達後4時間における「ムーブアイmirA.I.」使用時(3,681Wh)と非使用時(3,923Wh)の消費電力比較(当社調べ)。使用環境・設置状況により効果は異なります。
快適性
ぐんとワイドな定格能力域で、猛暑の夏も冷え込む冬も快適に。
エアコンは外気温が高くなるほど冷房能力が低下し、外気温が低くなるほど暖房能力が低下して効きが悪くなる傾向に・・・。スリムZRなら、猛暑の夏も冷え込む冬もしっかりと能力を発揮します。
- ※5乾球温度において。4方向天井カセット形〈i-スクエアタイプ〉接続時。その他の室内ユニット接続時は、−5℃(乾球温度)まで。
- ※6着霜を考慮しない場合の能力(ピーク時)。暖房最大低温能力が定格暖房能力より低い一部機種は、暖房最大低温能力を維持します。
- ※7乾球温度において。
高温になりがちな設置場所でも定格能力をキープ
設置スペースが狭く、エアコンの排熱で熱がこもりがちな場所でも、ワイドな定格能力域で安定した冷房運転を実現します。
- 気流解析条件:PUZ-ZRMP140KA14を2台設置、外気温度35度、無風状態
- 所定の設置スペースの確保が必要です。
三菱ならではの霜取制御で、冷え込む冬でもあたたかさが長続き
5時間の連続暖房を実現
三菱独自の霜取制御により、5時間の連続暖房運転を実現。快適がさらに長続きします。
- 従来機PUZ-ZRMP・KA8/HA8/ZRP-KA12と新型機PUZ-ZRMP・KA14/HA14/KA4との比較。当社試験室(外気温−15℃)での最大運転時間。外気温条件により、連続運転時間は異なります。
1日のサイクルを考えた多彩な霜取制御でさらに快適に。(デフロストマネジメント)
- ※8ムーブアイセンサーパネルとの接続が必要です。在室中の場合でも霜取りの条件を満たす場合は、霜取りに切り替わります。
施工性
小空間向けにP28形をラインアップ
4方向天井カセット形〈コンパクトタイプ〉と壁掛形に、小容量P28形を追加。小空間向けの小容量かつ長尺配管ニーズにお応えします。
業界最長※9 冷媒チャージレス配管長50m対応
冷媒封入量を従来※10から増やすことなく、チャージレス配管長50mに対応。
冷媒ボンベの持ち運びや追加冷媒チャージ作業の手間を減らし、作業時間の短縮に貢献します。
- ※9店舗・事務所用パッケージエアコンスリムZR P112~P280形室外ユニットにおいて。
2024年5月13日発売予定(当社調べ)。 - ※10当社従来機PUZ-ZR(M)P112〜280KA2/KA9との比較。
室外ユニット設置の自由度を拡大
吹出方向の必要スペースを削減することで、スペースの限られたより様々な設置空間に対応することが可能です。
- スリムZR P112~P160形が対象。上、左右方向が開放の場合。
高外気温時には冷房能力が低下する場合があります。
環境への配慮
室外ユニットの簡単な騒音対策(低騒音化ボード)
簡単な施工で騒音対策を行える低騒音化ボード(別売)をご用意※11。空調能力の低下を抑えながら※12、騒音値を軽減します。
- ※11スリムZR(P112~P280形)、スリムER(P224・P280形)、ズバ暖スリム Hシリーズ(P80~P160形)にて使用可能。室外ユニット制御基板のディップスイッチ変更による仕様変更が必要です。詳細は据付工事説明書をご覧ください。低騒音化ボードをご使用いただく場合には、「サイレントモード」は設定できません。
- ※12冷房定格能力に対して、能力低下幅は5%。
- ※13JIS B 8616:2006に準じて、本体前方1m、高さ1.5mの位置において測定した結果。実際の騒音値は、温度条件や周囲の環境、反響音などの影響により異なります。暖房時の騒音値については技術マニュアルをご参照ください。
- ※14出典「全国環境研協議会騒音小委員会」
全機種に環境に配慮したR32冷媒を採用
R32冷媒は、R410A冷媒に比べて地球温暖化係数が約1/3※15と小さいため、温暖化への影響を抑制します。
- ※15出典「IPCC第4次評価報告書」温暖化係数(GWP)100年値。2,090(R410A)と675(R32)との比較。
- ※16従来機PUZ-ZRP224・280KA13と新型機PUZ-ZRMP224・280KA4の比較。
フロン排出抑制法に基づく地球温暖化係数(GWP)の目標値をクリア
店舗・事務所用エアコンは、出荷台数で加重平均した地球温暖化係数(GWP)の値が、目標年度(2020年)において目標値(750)を上回らないことが、製造事業者等に義務付けられています。
【対象製品】
スリムZR シリーズ(P28~P280形)
スリムER シリーズ(P40~P280形)
ズバ暖スリム シリーズ
Fitマルチシリーズ
- ただし、床置形・厨房用天吊形との組合せは除く。
使用するフロンの種類 | GWP値 |
---|---|
R32 | 675 |
1日の冷凍能力 | 目標年度 | 目標値 |
---|---|---|
3冷凍トン未満 | 2020 | 750 |
3冷凍トン以上 | 2023 | |
マルチエアコン | 2025 |
フロンラベル表示の除外製品
下記製品はフロンラベル表示の指定製品から対象外です。
- ●室内ユニットが床置形および厨房用天吊形のもの
- ●飲食物の衛生管理のための空気調和を目的とする製品
- ●マルチエアコン(一部機種を除く)
- ●氷蓄熱式エアコン
〈主な当社の除外製品〉
- スリムZR/スリムER/ズバ暖スリムシリーズの床置形・厨房用天吊形との組合せ製品
- ズバ暖マルチS
- 中温用パッケージエアコン
室外ユニットの待機電力を削減※17
運転停止時の待機電力にも着目し当社独自の制御ロジックによって、さらなる節電が可能です。
- ※17従来機PUZ-Z/ERP・HA11/KA5で年間の待機電力量を比較。
この製品の形名(型番)を絞りこむ
室内ユニットや能力などを選んで、製品の形名(型番)をかんたん検索。「どの形名(型番)を選んで良いかわからない…」とお悩みの方は、主な仕様や価格、機能などを比較してご希望の製品を絞りこむことができます。