エアフロー環気システム 壁排気タイプ
暮らしの快適さを維持・向上させつつ、省エネ・節電に貢献するエアフロー環気システム。壁排気タイプは「換気風量の最適化」「自動制御」「自然エネルギーの有効活用」の3つの視点による省エネ・節電に対応。
定風量(自動)制御による24時間換気システム
1.センサー付排気ファンが見張る!
排気ファンに搭載されている風量センサーが換気風量をきめ細かくチェック。設定風量に合った換気量が維持されているかを常に見張ります。
2.コントローラユニットが制御する!
風量センサーで換気風量の不足や過換気が検出された場合は、各排気ファンの風量を自動制御。設定風量に応じた換気風量を維持します。
簡単操作で換気風量を最適化
1. 24時間換気「強・弱」切替
冬は「弱」運転で、0.4回/h換気に。
建築基準法では、住宅の気密性によって冬期は換気回数を0.4回/hに減らすことができます※1。リモコンで「弱」運転にすれば、風量を抑え、冷風感を低減でき快適です。また暖房された空気の排出が減ることで、空調負荷が低減され節電にも貢献します。
- 1:C値〈2cm2/m2で冬季室内外の温度差が大きい場合、自然換気回数0.1回/hに換算できる(建築物のシックハウス対策マニュアル)
2.急速運転「入・切」切替
夏期などの熱気の急速排気に。
室内にこもった夏期の熱気を急速排気。冷房運転前に利用すれば、室温が下がった状態から冷房運転が開始されるので、冷房負荷を低減※2できます。また「少し暑い」中間期(春・秋)も急速排気で涼風感が得られるので、冷房を使用せず節電できます。
- 2:室内外の気温差によって効果は異なります。
3.浴室換気「一時停止」
冬期の入浴中などに。
入浴前にボタンを押せば、1時間だけ換気を停止。その後は自動的に24時間換気に復帰します。冬期の入浴時などに利用すれば、換気による冷風感がなく快適性が向上します。
4.浴室換気「急速運転」
入浴後の湿気排出に。
入浴後の浴室にこもった湿気を急速排気。浴室内の換気風量が増加しますが、定風量(自動)制御機能により、住宅内の他の排気ファンの風量が減少するので過換気を防ぎ、ムダな換気をせず、電力消費を抑えます。また「切タイマー」運転※3を使用すれば、「急速運転」の消し忘れの心配もなく、節電に貢献します。
- 3:1~5時間の設定が可能
連動用換気扇により排熱・通風運転を強化
排熱・通風運転により空調効果を改善。
急速運転時、天井裏の熱気を排出する「 換 気 排 熱ファン」、部屋間の通風を行う「エアパス用ファン」などとの連動により、住宅内の温度差を改善、空調効果を高めます。
消費電力2W以上、100W以下のACモーター搭載機種