HACCP向け照明器具
HACCPとは

Hazard Analysis and Critical Control Point
危害要因分析・重要管理点の略称
原料受入から最終製品までの各工程ごとに、微生物による汚染、金属の混入等の危害を予測(危害要因分析)したうえで、危害の防止につながる特に重要な工程(重要管理点)、例えば加熱・殺菌、金属探知機による異物の検出等の工程を継続的に監視・記録する工程管理のシステム。
■食品製造など衛生管理が求められる空間

食品の製造加工、調理、販売等を行う食品関連事業施設、保育園・小中学校・医療・福祉施設の調理施設(厨房)など。
■HACCP向け器具に求められる仕様

■ほこりが付着・堆積しにくい構造
カバーに帯電防止透明アクリルを採用し、静電気による、ほこりの付着を防止します。
直付形
直付カバーを一体化した、R曲線の形状で、清掃時の拭取りが容易です。パッキンを取付け、ほこりの侵入も防止します。
埋込形
ほこりが付着しにくく、清掃時に拭取りやすい断面形状です。また、器具の密閉性を向上し、天井裏および器具下面からのほこりの侵入や堆積を防止します。

■耐食性を向上
薬品による消毒を考慮し、器具の室内側に露出する部品の材料には、耐食性のある材料を使用しています。
※消毒液を使用した後は、必ず水拭きまたは乾拭きをしてください。

■ランプの落下や衝撃による破損を防止
カバーにはアクリルを採用し、万が一破損した場合の安全性を考慮しています。

■防湿形もラインアップ
蒸気のこもりやすい厨房などで使用可能な防湿形もラインアップ。埋込形は一体形の枠とパッキンで蒸気の侵入を防止します。
■HACCP向け照明器具のラインアップ
- 一般形
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- 防湿形
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- 非常灯(防噴流形・防湿形)自己点検機能付タイプ
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- 誘導灯(防雨・防湿形)自己点検機能付タイプ
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■食品製造工場などにおすすめの照明器具

軒下環境
工場の出入り口(出荷口)など軒下に対応する防雨・防湿形や、虫の寄せつけを抑制するイエロータイプ照明をラインアップ。

倉庫環境
低温環境(低温用倉庫)などに対応可能な照明器具。
-40℃に対応可能な一体形と光束の立上がりが早く低温特性に優れた低温用ライトユニット形(-25℃対応)をラインアップ。